10月の食育

バケツ稲

稲刈り

9月に入って稲穂が黄色く色づき始め、収穫への期待が高まってきた頃･･･、なんとバッタに稲を食べられてしまいました！
収穫量はとても少なくなってしまいましたが、「ここが食べられるところかな」「お米あったー」と興味をもって稲刈りをした子どもたちでした。

脱穀

稲刈りをしてから10日ほど稲を干し、「脱穀（稲からもみ殻を取る）」を行いました。
幼児クラスの子どもたちに稲を渡すと、大事そうに一つずつもみ殻を取ってくれました。
「ご飯ひと口でお米何粒くらいかな」の問いに「これだと足りないね」と自分たちのもみ殻を眺めたり、「もったいないから落とさないでね」と友だち同士で声を掛け合ったりと、お米を大切に思う姿がありました。

芋煮会

みんなで作り上げる達成感や協力し合う気持ち、食物への感謝の気持ちを育むことをねらいに掲げ、子どもたちが協力し合って芋煮汁を作る『芋煮会』を開催しました。
ひよこぐみはお兄さんお姉さんが一生懸命作っている姿をのぞいたり野菜に触れたり、こあらぐみはきのこほぐしに挑戦しました。
ばんびぐみは煮干しの頭とりやスプーンを使ったこんにゃくちぎりを、ぱんだぐみはピーラーをでごぼうの皮むき、きりんぐみは包丁で人参を切ってくれました。
笑顔で友だちを応援したり工夫しながら行う姿があり、積極的に参加してくれて頼もしかったです。
その後、煮干しだしをとってみんなで下処理をした食材をグツグツと煮込んで、大きな鍋いっぱいの芋煮汁の完成です♪
幼児クラスはレジャーシートの上で出来立ての芋煮汁と自分で握ったおにぎりを頬張り楽しくおいしくいただきました。