おたよりinformation

保健だより 7月

《子どもの皮膚ケアの重要性》

皮膚の弱い園児が多く見られます。夏となり気温が高く、汗をたくさんかくようになりましたので、あせもになったり、虫刺されが多くなってきます。

虫刺され後の皮膚の状態を相談されることがありますが、虫刺されだけが原因ではなく、皮膚が弱い事が原因の場合もあります。普段からたっぷりと皮膚の保湿を行うことで、虫刺され後も悪化することなく、スムーズに皮膚状態が改善するので普段から、皮膚がしっかりと湿潤する(触った感じが、ぺたぺたっとしている)くらいの保湿を行ってあげましょう。

また、髪の毛が当たる刺激で皮膚が赤くなりかゆみの原因となり、ひっかき傷ができる場合もあります。ひっかき傷が治りにくいのも、皮膚の乾燥が原因だったりするので、保湿が大切となります。

少しの刺激にも、子どもの皮膚は敏感であるため、皮膚ケアはとても重要です。

赤みがないから大丈夫、カサカサしていないから大丈夫。ではなく、普段から皮膚ケアを十分に行い、虫刺され後などの経過を悪化させない・皮膚の丈夫な状態を維持する等のためにも、皮膚ケアを取り入れてみましょう。