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9月の保健だより

正しいスキンケアの方法

 

今年の夏もとても暑い日が続いたため、肌トラブルが多い印象でした。子どもの肌は大人に比べて皮脂を分泌する機能が未熟です。皮脂は肌を覆うバリア機能があり角質の水分を保持すると同時に外部からの異物(アレルゲンやウイルス・細菌など)が身体に侵入するのを防いでくれます。皮脂分泌が未熟な乳幼児は乾燥や刺激に弱く、皮膚感染症にかかりやすいです。汗疹(あせも)やとびひ、水いぼができて悩まれている保護者の方も多いです。そこで今回はおすすめのスキンケアの方法をお伝えします。

  1. お風呂の温度はぬるめに設定

暑すぎる温度(40~42度)ではせっかくの皮脂油分を洗い流してしまい、乾燥をまねきます。そのため温度を38~39度の設定にすることをおすすめします(冬場は温度が低下するため40度設定でも構いません)。

  1. 泡で優しくさっと洗う

石鹸やシャンプーは汚れだけでなく皮脂も落としてしまいます。頭や首、わきの下、股、足の裏は皮脂が多く汚れも溜まりやすいためしっかりと洗う必要がありますがその他の部位は洗いすぎると乾燥するため石鹸とお湯を混ぜてしっかりと泡立てタオルなどは使用せずに手で洗うことをおすすめします。

  1. お風呂上りには保湿をしましょう

健康な肌でも保湿は必要です。保湿をしっかりすることで肌トラブルを起こしにくくなり、皮膚感染症を防ぐことができます。お風呂上がりの少し湿った肌に保湿をしてあげると潤いを保つことができます。

1人1人肌質が異なりますので肌に合うスキンケアを実施していきましょう♪