おたよりinformation

ほけんだより 2022年12月

吹く風も冷たくなり、風邪をひいたり体調を崩したりする子どもが増えています。
規則正しい生活を心がけることで免疫力が高まり、元気に過ごせるようになります。
栄養バランスを考えた食事を摂り、昼間はしっかり体を動かして遊び、たっぷり睡眠を取りましょう。また、空気が乾燥しているため、飛沫や空気中のウイルスが活発に移動します。
マスクによる咳エチケットや、毎日の手洗い・うがいを心がけて感染予防に努めると共に、年末年始は人混みなどの感染リスクが高い場所をできるだけ避けるようにしましょう。

インフルエンザと風邪の違い

風邪は、喉の痛み、鼻水、くしゃみ、咳などの症状が中心で、全身症状はあまり見られません。
インフルエンザは、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など、全身の症状が突然現れます。また、風邪と同様に、喉の痛み、鼻水、咳などの症状も見られます。
突然の高熱が出たら病院を受診しましょう。
どの地域も医療機関がひっ迫している状況にあります。すぐに受診の受け入れが叶わない場合もあるので、少しでも普段と違う様子が見られたら早めに受診の予定を立てると良いと思います。

胃腸炎が流行する季節です

ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルスが原因で、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛などの症状が見られ、発熱する場合もあります。また、お腹の風邪と診断されることもあります。
下痢や嘔吐がある場合は早めに病院で診てもらい、脱水症状にならないよう、こまめな水分補給を心がけましょう。また、嘔吐物や便にはウイルスが含まれているので適切な処理をし、片付け後は、手洗い・うがいをきちんと行いましょう。