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給食だより 2022年12月

師走に入り、寒さが厳しくなってきましたね。
これからクリスマス、年越しなど楽しい行事が続きますが、12月は風邪のひきやすい季節でもあります。
手洗い・うがいでの予防も大切ですが、栄養バランスの良い食事も大切です。普段の食事に気を配りながら、風邪に負けない身体作りをして、早めの予防・回復で年末をのりきりましょう。

冬に旬を迎える野菜

白菜、ほうれんそう、大根、ねぎ、といった冬に旬を迎える野菜たち。
冬野菜の特徴は、寒さで凍ることがないよう、細胞に糖を蓄積するため、糖度の高い野菜が多いことです。冬野菜を食べたときに甘くておいしいと感じるのはこのためです。
また、ビタミンや、カロテンなどの栄養価を多く含む野菜は、免疫力を高め、風邪の予防にも効果があるといわれています。
いいこと尽くしの冬野菜を煮物や鍋など、体が芯から温まる料理に使って寒い冬を乗り切りましょう。

「ゆずとかぼちゃ」

今年の冬至は1222日です。
冬至の日はゆず湯に入って温まり、かぼちゃを食べて無病息災を願います。ゆずにはビタミンCが、かぼちゃにはビタミンEやβカロテンが豊富で免疫力を強化し、風邪をひきにくくなると言われています。
昔は野菜が少なくなる冬の時期に栄養をとるため、夏に収穫したかぼちゃを冬まで取っておいて食べたそうです。

♦大晦日の年越しそば♦

一年最後の日、大晦日。
毎月末を晦日と呼び、一年最後の特別な日に「大」をつけて大晦日といいます。大晦日に縁起をかついで食べる年越しそばは江戸時代から定着したとされ、昔からこの日は「家族みんなが幸せに過ごせますように」と願いを込めてそばを食べます。
また、新しい年も細く長く過ごし、その年の災いを断ち切るという意味もあると伝えられています。
※諸説あります。