おたよりinformation

11月給食だより

日が暮れるのが一段と早くなり、朝晩の冷え込みに晩秋の訪れを感じます。これからは温かいものや冬野菜が美味しい季節になります。睡眠を十分にとって、身体をたくさん動かし、季節の食材を存分に味わって、寒さに負けない体づくりをしましょう。

和食の日

11月24日は「いいにほんしょく」の語呂合わせで和食の日とされ、和食の日を含む11月全体を「和ごはん月間」とされています。自然豊かな日本にはたくさんの種類の食材があり、それらの持ち味を活かした和食が子どもの食体験を増やして味覚を育みます。乳幼児期の味覚形成は大人の嗜好につながる大切な時期ですので、このタイミングでご飯やだしのおいしさ、発酵食品の味わいを体験しておくことが大切です。保育園では、食育活動としてみその作り方やだしの取り方を学んで作ったり、給食でだしの効いた料理や季節の食材を使った料理を食べたりと、子どもたちが和食というものに触れる機会を用意しています。また、食事の時に「いただきます」と「ごちそうさま」を言うことや、箸を正しく使って食べることも和食に関する取り組みの1つです。家庭で和食を作りたくても忙しかったり手間がかかって大変な時は、和のお惣菜を買って1品加えてみたり、和のお弁当を買ってみたり、レストランで和のメニューを食べてみたりと、まずは気軽に始めてみましょう。

【保育園のだし】

保育園のだしはかつお節と昆布の合わせだし!

【保育園の和食例(11月献立より抜粋)】

・さつまいもごはん・たらのおろし煮・鶏肉の照り焼き・ほうれん草のおかか和え・吉野汁・きなこくずもち etc

身体を温めて風邪予防

これからどんどん寒さが増すこの時期…今のうちに身体の内側から熱を生み出せる習慣を作っておくことがおすすめです。そのためには、毎日3食食べることが大切になってきます。特に冬が旬の食べ物(人参、れんこん、ごぼう、ほうれん草など)や発酵食品(味噌、納豆など)、たんぱく質の多い食材(肉、魚など)は身体を温めてくれるため、積極的に料理に取り入れると寒さに負けない身体作りの手助けになってくれます。

七五三と赤飯

11月15日の七五三は、子どもの健やかな成長を祝う行事です。男の子は5歳、女の子は3歳と7歳にお祝いします。縁起物として千歳飴や赤飯を食べる風習もあります。

保育園の赤飯レシピ

〈材料〉

・米1合 ・もち米0.5合 ・小豆30g ・ごま塩適量

〈手順〉

①もち米をといで30分程浸水させておく。
②小豆を水から中火で沸騰後2~3分経つまで煮る。
湯を一度捨て、新たに水を入れ、沸騰後弱火で15~20分煮たら粗熱を取る。
③米、もち米、小豆、小豆の煮汁、水を炊飯器に入れ、炊く。