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10月給食だより
暑かった夏も終わり、あっという間に10月を迎えます。木々も色づき始めて、気持ちの良い秋風も感じられ過ごしやすくなってきました。「食欲の秋」というように、秋には旬な食材が沢山あります。美味しい秋の味覚を食べて、元気いっぱいで充実した日々を過ごしましょう。
旬とは
自然の中で普通に育てた野菜や果物や魚が沢山とれる季節の事です。食べ物によって違います。食べ物によっては一年中売っているものがありますが、その食べ物の多くはハウス栽培や外国からの輸入されたものです。
秋の味覚
野菜・・・かぼちゃ・さつまいも
果物・・・柿・りんご
魚・・・さけ・さんま・さば
きのこやお米も秋が旬な食材です。
旬な食材の良いところ!
①栄養価が高い・・・栄養価が高く、香りや旨味が豊富なので少ない調味料でも美味しい。
②価格が安い・・・旬の食材は大量に収穫でき沢山市場に出荷されるため、安く手に入る。
③季節を感じる・・・季節ごとに旬の食材が変わるのは四季がある日本ならではの楽しみです。
味覚を大切に!
子どもの味覚はとても敏感で、大人が感じるよりも苦く、すっぱく感じます。しかし、子どもは慣れることにより苦手なものを克服することが出来ます。肉や魚と一緒に加熱調理するとうま味で渋みや苦味が減り、野菜によっては甘くなるなど、苦手なものでも食べやすくなります。微妙な味の違いや食感、甘味や酸味などの味覚は子どものころに育ちます。味覚の発達には普段の食事を薄い味付けにして食材本来の味を生かすことが効果的です。調理法によって味が変わり、野菜は蒸すだけで甘みを感じることが出来るので薄い味付けで十分です。感じたことを言葉にすることで、味覚だけではなく表現力も身に付きます。
新米の美味しい季節です
10月になると「新米」が出回ってきます。園ではゆり組が食育でバケツ稲を栽培しています。今から収穫が楽しみです。米を炊くのはすごくシンプルですが、家庭での親子クッキングにおすすめです。ボウルの中にザルを入れ、その中に米を入れて水を加えて軽くかき混ぜます。何回か洗った後にご飯を炊飯します。ご飯が出来上がったら少し冷ましておにぎり作りをしておにぎりの中に何か具材を入れても良いですし、シンプルに塩だけで塩おにぎりにしても良いです。塩のみだとお米の甘さが分かるのでおすすめです。