おたよりinformation

10月ほけんだより

秋らしく朝晩が涼しくなってきました。季節の変わり目ですが、体調はいかがでしょうか。徐々に寒くなってきますので栄養と、休息をとりながら体力をつけていきたいですね。

視力検査について

学校保健安全法によりますと、就学時健診の視力検査が義務付けられています。視力検査の経験がないまま入学すると視力検査の方法がわからないなどの混乱が生じています。また、弱視の早期発見のために保育園での視力検査は重要です。ゆらりん大泉学園保育園では、ゆり組さんを対象に、ランドルト環単独指標を用いての視力検査を行います。黒い円の切れ目の方向を指で指してもらう方法で2日間行い、検査結果をA~Dの判定でその都度お知らせいたします。結果は目安としていただき、気になる場合には眼科受診をお勧めします。

※このマークをランドルト環と言います

弱視とは

子どもの目は、ものを見ることを繰り返して発達していきます。しかし6・7歳頃までの間に目の病気やケガ、異常が原因でものを見る訓練ができなかった場合、目の発達が阻まれてしまいます。こうして視力の発達が止まった状態を弱視といいます。片方の目だけが弱視になることも多く、ほとんどの子どもが自分で気づくことができません。 弱視の出現率は、人口の 1.5~2%といわれています。早期に発見し、適切な治療を行えば、治る可能性は高まります。しかし、目の発達期である 6・7 歳頃を過ぎると治癒率がさらに下がり、回復できない可能性が高まります。 早期発見が重要です。

※ランドルト環に充分慣れてから楽しく遊び感覚で行います。ご不明な点がありましたら看護師にお声かけください。