おたよりinformation

8月 給食だより

夏本番になり、園では子どもたちが水遊びをしている元気な声が聞こえています。まだまだ蒸し暑い日が続きますが、熱中症予防のためにも、朝ごはんをしっかりと食べてから登園し、ご家庭でも水分補給や体調の変化にも気を配り、休養、睡眠を心掛けてくださいね。

よく噛んで食べましょう

噛むことは、消化を助け、脳を刺激し、あごの発達を促します。硬すぎる軟らかすぎる、また大きさが小さすぎると丸飲みにつながります。いつまでも軟らかいものばかりでは、噛む力がつかないので、硬い食べ物を嫌う場合には、やや大きいままで少し軟らかくして、少しずつ硬くしていく調理の工夫が必要です。大人と同じような硬さのものを食べられるようになるのは、56歳以降です。

上手にカミカミするためのポイント

・パンや果物などを利用して、口に入る量を加減しながら前歯で噛みとらせることにより、一口で食べられる適切な量を教える。

・一度に口の中がいっぱいにならないようにして、口(唇)を閉じて食べ物を取り込むようにする。

・お茶や牛乳で流しこむことはやめる。

・急がせないで、時間に余裕を持って食事をする。

・テレビを消す、おもちゃを片付けるなど、食事に集中し、味わって食べられるように環境を整える。

食べる力は、近くの大人たちが手本を見せ、繰り返し伝えることで育っていきます。少しでも出来たらほめてあげてください。成長には個人差があります。いつも子どもに合わせることは難しいと思いますが、焦らず、ゆっくりと子どもの成長に合わせることも大切にしてあげてください。