おたよりinformation

8月 ほけんだより

連日の酷暑で、体が慣れず疲れてはいないでしょうか。生活リズムを整えながら水分補給に努めていきましょう。今年もプール、水遊びを安全で、楽しいものにしていきたいです。鼻水、咳の症状や、いつもと違う症状がありましたら、園で判断させていただきプール、水遊び参加を中止にする場合もありますのでご了承ください。また、暑さ指数計で気温が高い場合も中止させていただきます。

夏の感染症について

手足口病

手,足,口に発疹ができる病気で夏に流行することが多く、唾液(よだれ)や便を介して感染します。手のひら、足の裏に平らな楕円形の赤黒い水疱のような発疹が出現します。ひじ,ひざ,おしりにも発疹が出ることがよくあり,発疹は数日で茶色くなって吸収されます。また口の中に直径 2~3ミリの口内炎が多数出現します。治療は対症療法が中心ですが,口内炎の痛みのために食欲が落ちて,点滴が必要となることがあります。通常は自然に治る病気なので,水分がとれていれば心配はいりません。登園の目安は、発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれることです。(保護者記入の登園届が必要です。)

ヘルパンギーナ

ヘルパンギーナは,発熱とのどを中心に赤みを帯びた水疱あるいは潰瘍を特徴とし,夏に流行する子どもの急性ウイルス性咽頭炎です。 感染経路は接触感染を含む経口感染と飛沫感染です。   特別な予防法はありませんが,感染者との濃厚な接触をさけること,流行時にうがいや手指の消毒をすることなどが大切です。登園の目安は、発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれることです。(保護者記入の登園届が必要です。)

咽頭結膜炎(プール熱)

アデノウイルスによる感染症で,プールでの感染も多くみられることから,プール熱とも言われていますが必ずしもプールでうつるわけではありません。季節的には夏に 流行が多いのですが,年中見られる疾患です。 発熱で発症し,頭痛,食欲不振,全身倦怠感とともにのどの痛み,目の充血,眼痛,  まぶしさ,流涙,目やにを訴え,3~5日間持続します。 抗原検出キットがあり,迅速診断も可能です。登園の目安は主な症状が消え2日経過してからです。(医師記入の意見書が必要です。)