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9月の給食だより
暑―い8月もあっという間に過ぎ、9月に入りましたが、まだまだ残暑がきびしいですね。夏の疲れが溜まって体力を消耗し、クーラーによる室内と屋外との寒暖差から自律神経が乱れ血行不良になり、このような体の状態で秋を迎えると「だるい」「食欲がない」「頭がすっきりしない」「めまいがする」「微熱が続く」といった様々な不調が出ることを“秋バテ”と言うそうです。秋バテ防止のためにも、朝ごはんを食べて活力ある1日のスタートをきりたいですね! 今月号は【朝ごはん】をテーマにお伝えします。
なぜ朝ごはんは大切なの?
①寝ている間に下がっている体温を上げて、1日の活動に備えるため
②脳のエネルギー源であるブドウ糖は寝ている間に消費されてしまうので、朝ごはんで糖分をチャージする必要があるため
なぜ朝ごはんが大切なのかの理由は大きく分けて上の2つです。
朝の時点で②のとおりブドウ糖は消費されてしまっているのに、朝食を抜くと、前日の夕飯から翌日のお昼ご飯まで15時間以上も絶食の状態になります。その結果、体がだるい、イライラする、便秘、肥満などの症状がでてくるのです。なので朝ごはんに必ず取り入れたいのが炭水化物。炭水化物に含まれるブドウ糖が、脳を動かしてくれます。
ちなみに、記憶、学習、適応等の働きはアミノ酸(たんぱく質)やビタミンB群(豚肉・レバー・バナナ等)も必要!
また、この暑い時期、こども達は睡眠中にたくさん汗をかくので脱水を起こしやすい状態になっています。寝る前と起きた時に水分をとらせればいい?いえ、大事なのは朝ごはん。食事には水分がたくさん含まれていて、活動に必要な栄養も塩分もビタミン・ミネラルもふくまれています。この時期は特に、朝ごはんが必要な理由その③として「脱水・熱中症の防止」もあることを、ぜひ覚えていてください。