おたよりinformation

8月の保健だより

夏本番です!旅行やイベントも多いと思います。暑さ対策を万全にして、元気にすごしたいですね。

・こまめに水分補給をする。

目安としては、10~20分おきくらいに飲みたいところです。室内でも熱中症は起こりうるので、家の中でも油断せずに、大人が「のどが渇いた」と感じる前に、子どもと一緒に飲むようにしましょう。

・外に出るときは帽子をかぶる。

・炎天下に長時間いないようにする。

遊びの途中でも、積極的に涼しいところで

休憩をし、水分・塩分をとらせましょう。

・睡眠と栄養をしっかりとる。

・車に子どもを置きざりにしない。

 

「未就学児の睡眠指針」より、子どものより良い睡眠のためのポイントをご紹介します。

安全な睡眠環境

SIDSはうつぶせ・仰向けのどちらの姿勢でも起こりえますが、寝かしつけるときにうつぶせで寝かせると発症率が高いことが知られているため、仰向けで寝かせるようにします。これは睡眠中の窒息事故を防ぐうえでも有効です。窒息予防のために、敷き寝具は柔らかすぎないものを使用し、柔らかいものは寝床には置かないようにします。

保護者の睡眠習慣

保護者の睡眠習慣が子どもの睡眠習慣に影響します。特に子どもと同じ部屋で寝ている場合は注意しましょう。子どもの年齢に応じた睡眠時間を確保するためには、早めの就床が必要であることを理解し、保護者が自身の睡眠習慣を意識することで、子どもの良好な睡眠習慣を確立することができるのです。

光と情報通信機器使用

光は睡眠と覚醒のリズムに影響を及ぼします。寝床につく前は、明るい光を浴びないよう注意しましょう。子どもは体が小さいぶん、スマホを持ったとき、画面から目までの距離がどうしても近くなります。また熱中すると画面にどんどん近づいていきがちです。実際に距離や情報通信機器の照度を測定してみると、小さい子どもほど画面との距離が近く、そのぶん同じ機器を見ていても、目のところでは大人の倍の照度になっています。光の照度は、設定でおさえることもできますが、子どもでは大人よりも光の影響が大きいことに注意し、寝る前の時間帯にはこれらの画面を見ることを避けるようにしましょう。

睡眠の病気

子どもの睡眠中の異常は、睡眠の病気(睡眠障害)の可能性もあります。気になる症状があれば、かかりつけ医や、必要に応じて専門家に相談しましょう。

午睡と夜間の睡眠

午睡は年齢とともにその必要度が低下します。必要以上に長い午睡は、夜の睡眠を妨げるので注意が必要です。