5月の園だより

窓を開けると晴れた日には、あたたかな春の日差しが部屋に流れこんできます。鳥の声も聞こえて、風を肌に感じると今新型コロナウイルスの感染拡大が、別世界のような感覚に思えてしまいます。人と人との日常のつながりが、目に見えないウィルスによって奪われていきます。

つらい時にこそ支え合いたいのに、求められているのは皮肉にもソーシャルディスタンスです。　人間の日常は、人とのつながりに支えられています。「ウィルスに感染しない、させない」だけを目的に生きる、つながりの希薄な暮らしでは乗り切ることは難しいでしょう。

どうつながればいいのか。ぎりぎりの切実な、つながりを思いながら考え続けます。

それでも、この病気に確実に言えることは、感染者との接触がなければウィルスをもらうことなく、決して感染しないということです。流行が収まるまで他人との接触を可能な限り減らすことが肝要と言われています。普段と違う生活は疲れがたまります。保護者の皆さまのご心配は、察するに余りあります。子どもたちは未曽有の経験を乗り越え、小さな心で何かを感じ取っています。そこに苦難の日々を照らす一筋の光があることでしょう。

静かな、はぁと保育園は子どもたちを、職員一同両手を広げてお待ちしています。

今月の予定

※緊急事態宣言が6日に解除された場合

１２・２６日　English　/　１３・２７日　体操（３歳児～）　/　１５日　避難訓練

１５・２９日　HIP HOP（２歳児～）　/　２８日　誕生会（４・５月生まれ）