おたよりinformation
2022年7月
暑い季節がやってきました。梅雨明け直後は暑い日が続くので熱中症に気を付けなくてはいけません。日中は危険な暑さになることもありますので、気温や湿度を考慮しながら日よけやミストも活用し、安全第一で園での活動を行います。水分補給や体調管理に気をつけて、涼しい時間帯に外遊びをするなど暑さに負けない体づくりをしましょう。
子どもの体の70%が水分 脱水を起こしやすいので要注意!
体温の調節機能が十分発達していないにもかかわらず、代謝が活発な乳児・幼児は、脱水を起こしやすいので、特に注意が必要です。
脱水になりやすい条件
・汗をたくさんかいている
・のどが痛く、水分がとれない
・食欲がなく、水分もとれない
・おう吐や下痢をしている
脱水にならないために
・外出前、遊ぶ前から、前もって少しずつ水分をとる
・汗をたくさんかくと塩分も排出されるので、食事におみそ汁やスープなどを加える
※子どもはのどがかわいても自分では言えないので、保護者が積極的に飲ませるようにしましょう。
初期の脱水のサイン
・トイレに行く回数や、おしっこの量が少ない(おしっこの色が濃い)
・汗をかいていない
・唇や皮膚が乾燥している
脱水のサインが見られたら
・経口補水液(またはスポーツドリンク)を少しずつ飲ませる
※経口補水液は脱水症状がみられたときに飲むものなので、日常の飲料として使用すると塩分・糖分のとりすぎになるので注意しましょう。
脱水が進行すると
・顔色が悪い
・ぼーっとしている、元気がない、ぐったりしている
・体温が上がる、逆に皮膚が冷たくなる