8月の保健だより

熱中症のサイン

吐き気、頭痛、めまい、手足の冷感、体熱感（高体温）、顔色不良、脱力感、尿量減少、口唇の乾燥　等

予防と対策

涼しいところで安静に過ごし、こまめに水分を摂りましょう。（塩分と糖分を含む経口補水液がお勧めです。）

外出する際は帽子をかぶり、直射日光を避け日陰を歩きましょう。また、陽射しの強い時間帯の外出は最小限に！

服装は、涼しく風通しのよい服装にしましょう。

（ノースリーブ等、袖のないものは陽射しを直に受けてしまいますので避けた方がよいです。また、虫除けジェルを使用してはいますが、皮膚の露出が多いと刺されやすくなる可能性があるため控えた方がよいです。）

旅行などで見知らぬ土地へ行く際には、住んでいる地域と異なる気候に体調を崩しやすく、また、観光に夢中になってしまったり、道に迷って歩き回っているうちに汗として体内の水分が発散されるため、休息時間を設けたり水分を摂ることを忘れないようにしましょう。出発前には特に十分な睡眠をとり体調を整えておくようにしましょう。

上記症状が認められる際には、わきの下や太ももの付け根、首元を氷や保冷剤で冷却し体温を下げるようにすることが大切です。

（氷や保冷剤が無い場合は、タオルを塗らしたものを代用するといいですね。）

水分摂取ができない状況や脱力がある際は、速やかに医療機関にかかりましょう。

（重度の場合はおかしな言動や意識障害、痙攣も認められるため、そのような緊急時には救急車を呼びましょう。）