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7月の給食だより
じめじめした梅雨が明けると、いよいよ夏本番です!7月に入るこの時期は、夏のように暑かったり、梅雨らしい日が続いたりと、体調を崩しやすい気候です。
また、たくさん汗をかいたりする日には、熱中症の注意も必要ですので、こまめに水分補給をしましょう。そして、夏バテしない為にもしっかり食べて元気なからだを作りましょう。
《夏バテとは?》
夏の暑さが続くと、「食欲がない」「疲れやすい」「何もやる気がない」などの症状が見られやすくなります。これが『夏バテ』です。夏バテは、水分の摂りすぎで胃液が薄まり、消化吸収が悪くなって栄養素が不足する為に起こります。日常生活に差し障るような、重大な症状が伴わない事が多いため、涼しくなるのを待ってしまいがちですが毎日の生活をちょっと工夫するだけで、夏バテを防ぐ事ができます。
★ポイント1★ 3食はしっかり食べる!
一日のペースメーカーと呼ばれている朝食はしっかり摂りましょう。柑橘類に多く含まれているクエン酸は、食欲増進効果がありますので、食欲のない時は、朝食前に柑橘類やキウイを一口摂ると効果的です。
★ポイント2★ 水分補給はこまめに!
小さいお子さんや高齢者の方は特にこまめな水分補給が大切です。冷たい水分は胃腸の温度や消化機能を低下させるので、常温か温かい飲み物がおススメです。
★ポイント3★ ミネラル・ビタミンの補給!
汗とともに、塩分をはじめとしたミネラル、ビタミンも失われます。特にビタミンB1は糖質をエネルギーに変える為にとても重要であり、これがないと身体の中の疲労物質のもとである乳酸が蓄積してしまいます。ビタミンB1の体内での吸収は、にんにく・ねぎ・にらなどに含まれるアリシンで促進されますので、これらを調理で使うと、より効果的です。