おたよりinformation
給食だより 2021年3月
日増しに暖かくなり、春の訪れを感じられるようになってきました。今年度もあと1ヶ月ですね。今年度は特に環境の変化が大きく、私たちの生活にとても影響のある年でした。その中でも衛生面を考慮して行った食育活動では、活動できる内容を模索しながら子ども達の気持ちに寄り添い、楽しく行う事ができました。そして、給食の時間でも楽しく笑顔で食べている子ども達の姿が見られ、とても嬉しく感じています。
今年度もあと僅かとなりますが、これからも子ども達に寄り添いながら心と身体の栄養に繋がる給食作りを行っていきたいと思います。一年間ありがとうございました。
〇共食(きょうしょく)していますか?
近年、家族がそろって食事をする団らんの機会が減り、食生活も多様化しています。一人で食事をする「孤食(こしょく)」や、同じ食卓に集まっていても、家族がそれぞれ別々のものを食べる「個食(こしょく)」が増え、家族そろって生活リズムを共有することが難しくなっているようです。
「共食」とは、誰かと一緒に食事をすることをいい、“誰か”には家族や友人、親戚などが含まれます。食事はその日の出来事を話し合ったりするコミュニケーションの場としても重要です。また、家族や仲間と一緒に食べると、食事のマナーや料理についての関心が高くなり、いろいろな栄養もとりやすく、何よりも楽しくおいしく食べることができます。
おうちに帰ってからも忙しく、一緒に食事をする時間が持てず、つい「こ食」をさせてしまう事もあるかもしれません。そんな時は家族で話し合ったりして、少しの時間でも一緒に食事をとる機会を増やしていきたいですね。