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給食だより 2021年2月

暦では春を迎えますが、寒い日が続き暖かい春の日差しはまだ遠いようです。季節の変わり目には体調を崩しやすいので、毎日しっかりごはんを食べて寒さを乗り切りましょう。本格的な春はもうすぐそこです。

2021年の節分は2月2日です!

〇豆をまく理由

「節分」とは「季節を分ける」節目を意味し、翌日の「立春」から春が始まります。実際は年に4回節分(立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日)がありますが、日本では1年は春から始まると考えられていた為、旧暦の新年前日である2月の節分が最も重要なのです。

節分には豆をまき、歳の数だけ豆を食べます。昔の人は「まめ=魔滅(まめつ)」とよび、私達のエネルギー源であり霊力を持つとされる豆で、「病や災い=鬼」を祓い、更にその豆を食べることで力を頂くと考えられていたからと言われています。

〇食品ロスを減らそう

まだ食べられるのに捨てられてしまう食品を「食品ロス」と言います。日本では年間600万トン以上(平成28年度)の食品ロスがあり、家庭から出る食品ロスは食べ残しや賞味期限切れとなったものが中心です。

特に季節商品の食品ロスについては近年、節分後の恵方巻の廃棄が社会問題となっています。数年前から食品小売業者の予約販売の実施、サイズ・メニュー変更により例年よりも廃棄率が改善されています。

消費者であるわたしたちも食べられる量だけの購入や、お子さんにも買いものや食事の際など「もったいない」ことを伝え、食品ロスを意識していきましょう。