１１月　ほけんだより

風邪をひかないためには、何をする？

体には免疫という、病原体が体に侵入したときの武器(抗体)を残しておき、次に同じ病原体が侵入した際に、速やかに撃退できる仕組みがあります。しかし、免疫機能だけでは風邪を防ぎきれない場合もあります。感染症シーズンに備えて、下記の「３つの保」で風邪予防をしましょう。

＜体を保温する＞

体を冷やすと、風邪をひきやすくなります。しかし、厚着をし過ぎて汗をかくと、汗が冷えて逆効果になります。薄手の服を重ね着し、暑くなったら脱ぐ、寒くなったら着るというように、こまめに調整をしましょう。

＜室内を保湿する＞

空気が乾燥すると、ウイルスが浮遊しやすくなります。また、鼻やのどの粘膜もダメージを受け、ウイルスが体内に入りやすくなります。加湿器や濡らしたタオルなどを利用し、乾燥を防ぎましょう。

＜体を保護する＞

よく寝て、バランスのいい食事をとるように気を配り、健康を守りましょう。