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11月の保健だより

少しずつ葉っぱの色が赤や黄色へと美しく色付き始めました。落ち葉を拾う子どもたちも秋から冬への移り変わりを感じているようです。冬に向けて心も体も元気に過ごせるよう、かぜ予防はしっかりと行いましょう。

〇インフルエンザとかぜは何が違うの?

インフルエンザとかぜはウイルスの種類が違います。

症状としてかぜは、喉の痛み、鼻水、くしゃみ、咳などの症状が中心で、全身症状はあまり見られません。

インフルエンザは、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など、全身の症状が突然現れます。また、かぜと同様に、喉の痛み、鼻水、咳などの症状も見られます。突然の高熱が出たら病院で診てもらいましょう。

ウイルスは咳やくしゃみで飛び散りそれを吸い込んだり、手についたりして口や目、鼻の粘膜から身体の中に入りこみます。

手洗いが予防の基本とされます。流水と石けんで良く泡立てて30秒を目安に洗うと効果的と言われています。保育園では「ぶんぶんぶん」の曲に合わせて歌詞を変えることで、子ども達も興味を持って行っています。

〇予防接種について

発症を抑え、肺炎や脳炎などの合併症を防ぐ重症化防止効果があります。ワクチンは効果を発揮するまでに約2週間かかり、半年程度効果が期待できます。10~12月頃には接種を済ませておくと良いでしょう。免疫の弱い子どもたちのために大人も一緒に受けることをお勧めします。

保育園では職員も11月上旬に予防接種を行い、予防に努めています。