おたよりinformation

給食だより 2023年3月

日差しが暖かく感じられる季節です。今年度も最後の月となりました。
1年を振り返ると、様々な食育を通して子どもたち一人ひとりの成長をたくさん感じることができます。
残りの1か月も子どもたちに寄り添いながら、心と身体の成長に繋がるおいしい給食の提供と共に、楽しく食育が行えるように努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

楽しく食べるために

「食」は子どもが元気に育つために欠かすことができない大切なテーマです。様々な食体験を積み重ねることで食を営む力を育みます。子どもと一緒に食事を楽しむために、乳幼児期に大切にすべきポイントを確認しましょう。

★食事の時におなかが空いていますか?

子ども自身が空腹を感じられるようになるのが理想です。毎日の生活の中で、早寝、早起きといった規則正しい生活リズムを作り、十分に遊び、1日3回の「いただきます。」「ごちそうさま。」でメリハリのある生活を送りましょう。

★おいしさを見つけられますか?

食事の楽しさはおいしさを知ることです。味覚だけでなく、においや音、見た目、歯ごたえにも関心をよせながら、おいしさを見つけましょう。毎日の食事では、様々な味を経験し、いろいろな食品を見て、触れて、食べようと思える環境づくりを心がけたいですね。

★一緒に食事づくりをしていますか
?
子どもの食事づくりやお手伝いは、マナーを覚え、人とのコミュニケーションをはかるよいチャンスです。料理や買い物などの食事の準備に関わりながら、少しずつできることを増やしていきましょう。

★食べ物の話をよくしますか?

食べたいものを話し合ったり、食事の準備を一緒にしたり、本や遊びを通して食べ物の話題に親しんでいると、自然に食べ物に興味、関心を持てる子どもに育ちます。食の楽しさを言葉で伝え合いながら、みんなで食べることへの関心を高めましょう。

★食事を楽しんでいますか?

食でつながる人の環。「家族や友だちと一緒に食べると楽しい。」と感じるのは、人と心が通じて穏やかな気持ちになれるからです。共食は、健全で充実した食生活を実現させるきっかけになります。作って、食べて、おいしさを伝え合うことで、自然に思いやりの心が育ちます。