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ほけんだより 2022年7月

暑さも日々増していき、本格的な夏の季節になってきました。
暑い日が続くと食欲が落ち、つい冷たい飲み物や食べ物を摂りがちになります。糖分の摂りすぎにも気をつけながら、食事内容を工夫したり、清涼飲料水よりもお茶や水などで水分補給して夏を乗り切りましょう。

夏に多い感染症

≪ヘルパンギーナ≫
突然の高熱と喉の痛み、口の中の水ほう、口内炎が特徴です。症状が軽ければ1~4日くらいで解熱します。

≪プール熱(咽頭結膜熱)≫(アデノウイルス)
プールなどで感染することもあり、高熱が3~5日くらい続き、喉の痛み、目の充血やかゆみなど結膜炎のような症状も出ます。食事は消化の良い物を食べましょう。

≪手足口病≫
手の平、足の裏、口の中に水ほうができ、発熱することもあります。食事は喉越しのよい物を食べましょう。

≪流行性角結膜炎≫(アデノウイルス)
目が腫れ、充血し、普段より多く目やにや涙が出ます。周りの人への感染源となるので、タオルは共有しないようにしましょう。

熱中症にご注意

熱中症は、梅雨の晴れ間に突然気温が上がった日や梅雨明けの蒸し暑い日など、体が高温に慣れていないときに起こりやすいです。戸外に出るときは帽子をかぶるようにしましょう。
もし、体温が高い、顔が赤い、めまいや吐き気、頭痛などの症状が見られたら、涼しい場所で衣服を緩めて、水分補給をします。わきの下など大きな血管が通っているところを冷やすと効果的です。
それでも改善が見られない時や意識がない場合は救急隊に連絡しましょう。