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給食だより 2021年11月

秋から冬にバトンタッチするこの時季、一日の気温差が大きくなり吹く風も少しずつ冷たく感じます。
体調を崩さないために栄養バランスのとれた食事をして、昼間はしっかり体を動かして遊び、夜はたっぷり睡眠をとりましょう。
規則正しい生活を心がけることで免疫力が高まり、元気に過ごせるようになります。また、おいしい食べ物が多いこの季節は食欲も増してきますので、朝食をしっかり食べて元気に登園しましょう。

 

118日は「いい歯の日」

「よく噛んで食べなさい」といいますが、噛むことはどうしてそんなに大切なのでしょう?
ハンバーグやスパゲッティなど、軟らかい食べ物を好む現代人が1回の食事で噛む回数は、玄米おこわやクルミなどを食べていた弥生時代と比べると約6分の1に減少していて、食事も早食いの傾向になっているそうです。
噛むことには食べ物を体に取り入れるだけではなく、たくさんの良いことがあります。噛むことで分泌される唾液には「口の中を清潔に保ち、歯の病気を防ぐ」という歯に関することの他に「味がよく分かる」「発がん物質の抑制効果」「肥満予防」「言葉の発音がはっきりする」「胃腸の働きを良くする」などの効果があります。
また、日本にはごはんとおかずを口の中で混ぜ合わせて食べる「口中調味」という食文化があります。口の中で淡白なごはんと塩気のあるおかずを混ぜ合わせたとき、唾液と合わさっておかずの塩分が薄められ、ちょうどいい濃度になります。「口中調味」が習慣になれば、ごはんやおかずをバランスよく食べられるので栄養バランスも整います。
11月8日は「いい歯の日」。
歯を使ってたくさん噛むことで、私たちの体にたくさんの良い影響があるので意識して行ってみましょう。