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給食だより 2021年10月

さわやかな風が吹き、過ごしやすい季節になってきました。園庭や公園の風景も、少しずつ秋へと変化しています。

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋など楽しみが多くなってきました。たくさん運動してお腹をすかせ、旬の野菜や魚、果物をたくさん食べて、風邪などの病気にかからない強い体で過ごせるようにしましょう。

〇新米の季節!お米ができるまで

新米の季節になりました。

いろいろな作業があって、みんなの食卓に運ばれてきます。どんな作業があるのでしょうか?

【田起こし・代かき】

4月頃、田んぼの土を掘り起こして、目を細かくします。田んぼに水を入れて肥料をまき、土を平らにならしていきます。

【苗作り】

3月~4月にかけて「種もみ」を選びます。

種もみをまいて、苗を育てます。

【田植え】

4月~5月。育てた苗を田んぼに植えます。

【草取り・水の管理・肥料・防除】

夏になると稲がすくすくと育ってきます。稲が元気に育つように田んぼに肥料をまき、草を刈り、田んぼが乾かないように水を入れたりします。

また、稲に虫がついて病気にならないように、いつも注意します。

【稲刈り・脱穀】

秋になると、黄色く実った稲を刈り取ります。刈った稲は乾かして、穂から「もみ」を落とします。

【乾燥・もみすり】

「もみ」を乾燥させて、もみ皮を取り、玄米にします。

玄米の硬くて薄い茶色の皮を削って取り除き、白くすることを「精米」と言います。

 

味覚だけでなく栄養バランスの観点からも、でんぷんを含むごはんの甘みを楽しく味わって欲しいものです。