おたよりinformation

ほけんだより 2021年8月

夏本番となり、今年も猛暑が続いています。子どもたちは暑さの中でも夢中になって遊ぶので、水分の補給には十分に気を配り、熱中症を予防しましょう。また、環境省が発信している「暑さ指数」をチェックして、数値が高い時間帯は外出を極力避けて、涼しい環境で過ごしましょう。体調を崩してしまうと、免疫力も低下して病気にかかりやすくなります。休息を十分にとり、元気に夏を楽しみましょう。

 

水分補給について

★いつ飲ませればいいの?
起床時、就寝前、運動の前後、入浴前後など汗をかく前と後が良いでしょう。
一度に大量に摂取することは避け、こまめに水分をとりましょう。

★何を飲ませればいいの?
病気にかかっていなければ、白湯や麦茶などが良いでしょう。
汗をかくことによって体内の電解質が失われてしまうため、経口補水液も適しています。
糖分の多いジュースや消化に時間のかかる牛乳、硬度の高いミネラルウォーターは、水分補給という点ではあまり適しません。

 

かゆみのある湿疹は「とびひ」かも

虫刺されや湿疹などで傷ついた肌を汚れた爪でひっかくと、傷口に細菌が感染して「とびひ」になります。膿み(うみ)をもったような水疱(すいほう)ができて強いかゆみが出ます。かゆいからといってひっかくと、水疱が破れて、中の液が付いた所に「とびひ」がどんどん広がってしまいます。とびひは自分だけでなく、家族やお友だちにも感染してしまいます。水疱を見つけたら、爪でひっかかないようにガーゼで覆い、早めに受診しましょう。

・爪は短く切ってひっかきによる感染拡大を予防しましょう。
・とびひになった後は、傷が乾くまで浴槽やプールに入ることは控えましょう。