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給食だより 2021年2月

2月には「立春」があり、暦の上では春の始まりの月ですが、一段と寒さが厳しくなる時期です。気温が低く乾燥しているとウイルスの活動が活発になってしまいます。環境を整えながらバランスの良い食事を摂ることで、外からも内からもウイルスに負けない身体づくりを心がけましょう。

今年の節分は2月2日

節分とは立春・立夏・立秋・立冬の季節の分かれ目の前日のことを指し、江戸時代以降は主に立春の前日を節分といいます。今年はその立春が2月3日のため、節分は2月2日となります。
節分といえば恵方巻や豆まきですが、それぞれどんな意味が込められているのでしょうか。

豆まき

由来は諸説ありますが、「穀物には魔よけの力がある」と信じられていることや、邪気の象徴である鬼の目(魔目)に豆を投げつけて滅する(魔滅)という語呂合わせから、「邪気を払い、一年の無病息災を祈る」という意味があります。

恵方巻

恵方とはその年の福徳を司る神様のいる方角で、その方角に向かって事を行うと何事も吉とされています。恵方をむいて福を巻き込む巻き寿司を食べることから「恵方巻」と呼ばれています。
一般的には七福神にちなんで7種類の具材が使われていますが、実は使用する具材に決まりはありません。ぜひお好みの具材を使ってオリジナルの恵方巻を作ってみてください。

食事は正しい姿勢で

子どもにとって、食事をするときの姿勢はとても重要です。普段の食事をよりおいしく感じられるように、正しい姿勢を心掛けましょう。

①足の裏をしっかり床につける

足をきちんと床につけることで身体に力が加わり、しっかりと噛むことが出来るようになります。足が浮いていると咀嚼が弱くなってしまうため、椅子の高さに注意しましょう。

②テーブルは胸とおへその間の高さ

テーブルは高すぎても低すぎても上手に食べることが出来ません。姿勢がゆがんでしまうと胃腸への負担にもつながり、消化にあまりよくありません。胸とおへその間の高さを目安にしてください。

2月のおすすめレシピ

菜の花の白和え

材料(4人分)

・木綿豆腐・・・80g

・菜の花・・・40g

・人参・・・35g

・ホールコーン・・・15g

・ひじき(乾)・・・1g

・しょうゆ・・・小さじ1

・砂糖・・・小さじ1/3

・すりごま・・・2g

作り方

①菜の花は2cmくらいに切ってさっと茹でる。人参は短冊切りにして茹で、コーンとひじきも茹でる。

②すりごま、茹でて絞った豆腐、しょうゆ、砂糖をすり鉢でよくする。(ミキサーも可)

③①と②をボールで合わせたら完成。

*菜の花は苦みもあるため、小松菜やチンゲン菜等の葉物と半量ずつ合わせて作ると食べやすくなります。