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給食だより 2020年12月

北風が冷たくなり、色づいた葉が落ち、冬はもうやって来ています。今年も残すところあと1ヶ月となり、寒さが一段と厳しくなってきました。空気も乾燥し、風邪やインフルエンザが流行しやすい時期です。身体を温める冬野菜やビタミンが豊富な緑黄色野菜を食べて、風邪に負けない身体を作りましょう。元気に過ごして、楽しいクリスマスやお正月を迎えたいですね。

風邪をひいた時の食事・栄養のポイント

水分をこまめにとる

発熱、嘔吐、下痢により体内の水分は低下してしまいます。脱水症状にならないためにも、こまめに水分をとることが大切です。水分補給には野菜スープ、麦茶、湯冷まし等、体調を見ながらとりましょう。

胃に負担をかけないように

風邪の時は体力とともに消化する力も落ちてしまいます。食欲がない時はスープやゼリー、お粥や柔らかく煮たうどん、つぶしたじゃが芋や南瓜などをとりましょう。

咳や口内炎がひどい時は冷たすぎず、熱すぎず、滑らかなものに

冷たいものは常温に戻し、味付けは薄めにします。パサついたものは余計に咳をひどくするので、片栗粉などでとろみをつけましょう。

免疫を高める

食欲が出てきたら、ウイルスに対する免疫力を高めるためにたんぱく質やビタミン類を含んだものを少しずつとりましょう。

たんぱく質

肉、魚、卵、大豆製品に多く含まれます。ただし、食欲が出てきたといっても胃に刺激を与える脂質を多く含むものは避け、消化しやすい白身魚や豆腐を使用した食事から始めましょう。

ビタミン類

野菜や果物に多く含まれます。ただし、食物繊維は脂質と同じく胃に刺激を与えるので、食物繊維を多く含むゴボウやれんこんは、様子を見ながらとるようにしましょう。

冬至をむかえます

今年は12月21日に冬至をむかえます。日本では昔から冬至にかぼちゃを食べ、ゆず湯に入ると健康によいという、いわれがあります。かぼちゃにはカロテン(ビタミンA)などが含まれているので、ビタミン不足なこの時期にはぴったりな食材です。かぼちゃ料理を食べたあとは、ゆず湯に入って体をぽかぽかに温め、風邪を予防しましょう。

12月の食育予定

ひよこ組:ごぼう、白菜、かぶに触れる(18日)

りす組:小松菜、里芋を洗う(16日)

こあら組:キャベツ、チンゲン菜をちぎる(10日)

ばんび組:米研ぎ&ごぼうの皮むき(18日)

ぱんだ組:野菜シルエットのクイズ(18日)

きりん組:三色食品群のクイズ(9日)

*新型コロナウイルス感染症の予防の観点から活動の方法を検討し、可能な限りで取り組みます。