おたよりinformation

5月の給食だより

新緑が鮮やかになり、少しずつ気温が高くなる日が増える季節になりました。子どもたちは大人よりも体温が高く汗や尿で身体から出ていく水分が多いため、脱水を起こしやすいです。こまめな水分補給を行いましょう。また、食事もきちんととることで丈夫な身体作りを心がけましょう。

端午の節句

端午の節句は中国伝来の風習です。5月(旧暦の6月)は急に暑くなり、体調を崩す人が増える時期。そこでこの日に、健康を祈願していたのです。

端午の節句の食べ物には、ちまきや柏餅があります。ちまきを食べるのは中国由来の風習ですが、柏餅は日本独自の風習です。柏は縁起物で、新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」といわれています。

継続できていますか?食事のリズム

新年度には気をつけていた食事のリズムがだんだんと乱れてきていませんか。幼児期は食事のリズムを作る大切な時期なので、規則正しい食事の時間、量、質を継続していきましょう。そのためには、身体を動かすことで空腹を感じ、食欲をわかせることがポイントです。また食欲は、「お腹が空いた」という生理的な欲求だけではなく、「おいしそう、みんなで食べたい」という気持ちや、今までの食体験にも影響されます。家庭で楽しく食べる習慣も大切にしましょう。

栄養を補う毎日のおやつ

子どもは成長が著しいですが、1度に食べられる量が限られています。そのため、1日3回の食事では必要な栄養が十分に摂取できません。おやつは、不足しがちな栄養分や1日に必要な栄養分を補う食事と考えましょう。おすすめは、季節の果物や乳製品、いも類、豆類、おにぎり、サンドイッチなどです。市販品の場合は、食品添加物の少ないものを選ぶと良いでしょう。また、おやつは子どもにとって楽しみな時間なので、食への興味を広げるチャンスでもあります。一緒にお菓子を作るなど、積極的にお手伝いができるメニューにしても良いですね。

今後の食育予定

食育の実施について、現在流行中である新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら判断して参りたいと思います。食育を行う際は、またお知らせ致します。ご理解、ご協力の程、よろしくお願い致します。