おたよりinformation

給食だより 2025年10月

長かった暑い夏も過ぎ去り、少しずつ気持ちの良い風の吹く季節となりました。
気温が下がると、寒い冬に備えて体に栄養を蓄えようと食欲が増します。
秋は、根菜類やきのこ類が旬を迎え、新米も出回る季節ですね。
今月の給食には、秋の実りにちなんで根菜類やきのこ類を存分に使ったメニューが登場します。
また、お月見やハロウィン、きりたんぽ鍋作りと行事食も満載です。
給食を味わい、秋の味覚を楽しみましょう。

ごはんの秘密

秋は新米が出回る季節ですね。園でも毎年、お米の栽培に挑戦しています。

1.子どもに必要な栄養素が補給できる

ご飯は、炭水化物・たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維など栄養バランスに優れ、どんなおかずにも合わせやすいのが特徴です。
また粒状のご飯は、パンや麺など粉から作る食品に比べ噛み応えがあります。
水分が多く粘り気があるため、口の中でまとまりやすく子どもにとって食べやすいため、自然と噛む力が養われます。
そしてお米は、消化吸収率が高く、胃腸に負担をかけにくい食品です。
体調が悪い時にも安心して食べられます。

2.おいしいお米の選び方

お米の収穫は、夏の終わりから秋にかけてです。
お米は、新しいほど水分が多く美味しいため、収穫された年を確認しましょう。
精米後の米は酸化が進み、風味が落ちていきます。
精米日から1カ月以内が理想と言われています。
粒がそろっていて、割れ欠けが少ないものを選びましょう。
粒が不揃いだと炊きムラができます。
また、粒が白いものは、未熟で食感が悪くなることがあるので、透明なものがおすすめです。

3.おいしいお米の炊き方

  • 炊飯前の準備→正確に計量する。お米はサッと洗う。浸水後に炊く。
  • 炊き上がったら→蒸らす。すぐにほぐす。

☆切るようにほぐすのがポイント☆

表面の水分が飛ぶことでふっくらし、粒同士がくっつくのを防いで米が立つといわれています。
粒の中に閉じ込められた香りを感じられ、炊きムラがなくなり美味しさがアップします。

10月の食育予定

ひよこぐみ:野菜に触れる(3日)

全クラス:きりたんぽ鍋(29日)→早めの登園のご協力お願いいたします。

ぱんだぐみ:さつまいもクッキング(24日)

きりんぐみ:さつまいもクッキング(15日)

*幼児クラスはエプロンと三角巾の用意をお願いします。

*日程は変更する場合があります。

きりたんぽ鍋

今年も、ひよこぐみからきりんぐみまでの全クラス合同で収穫祭を行います。
今年の収穫祭では、秋田県の郷土料理メニューに合わせて、きりたんぽ鍋を作ります。
秋の実りや収穫物への感謝の気持ちを育みながら異年齢で協力し合い、きりたんぽ鍋作りを楽しみたいと思います。