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給食だより 2025年6月

あっという間に春が過ぎ去り、梅雨の気配を感じる季節になりました。
給食ではトマトやメロン・スイカ・なす・ズッキーニ・モロヘイヤなどこの時期ならではの初夏の食材がぞくぞくと登場します。
気温や湿度が上がり、食欲もなくなりやすい時期ですが、旬の食材をおいしく食べて元気に梅雨を乗り切りましょう。
また、この季節は食中毒の原因となる細菌が繁殖しやすくなります。
手洗いをしっかり行い、食品の取り扱いにも十分注意しましょう。

大豆の加工品づくりをしています

4歳児クラスでは、毎年大豆の加工品づくりをしています。
5月下旬には納豆づくりを行い、6月の初めに味噌づくりをする予定です。
このような食育を通して大豆は様々な食品に変化していることを知り、食の面白さや大切さを感じてもらえたら幸いです。
そこで今回は、畑の肉と呼ばれている大豆の加工品について紹介します。
豊富な良質たんぱく質が含まれている大豆は、当園でも日々の献立に取り入れています。

  • しょうゆ・・・蒸し大豆と炒った小麦を混ぜ、麹菌を発酵させた「もろみ」を絞ったもの。
  • 味噌・・・蒸し大豆に米や麦を加え、麹菌を付けて発酵させたもの。
  • 納豆・・・蒸した大豆に納豆菌を混ぜたもの。
  • きな粉・・・炒った大豆を粉にしたもの。
  • もやし・・・大豆を暗い所で発芽させたもの。
  • 豆乳・・・大豆を水に漬けてすりつぶし、煮てから濾してしぼったもの。
  • 豆腐・・・豆乳に「にがり」を加え固めたもの。
  • 油揚げ・・・豆腐をうすく切って揚げたもの。
  • 高野豆腐・・・豆腐を凍らせて乾燥したもの。

どの食品にもたんぱく質・鉄分・カルシウムを多く含みます。
日々の食事に加えやすい食材でもあるので、ぜひご家庭でも取り入れてみて下さいね。

食中毒にご注意を

じめじめとした梅雨が続き、気温の高いこの時期は細菌の繁殖に適した条件が揃い、食中毒が増える時期です。
食事を作る際は、以下のことに気を付けましょう。

  1. 手や調理器具は清潔にする。
  2. 肉や魚を切ったまな板や包丁はきれいに洗う。
  3. 細菌は熱に弱いため、しっかり加熱する。
  4. 菌を増やさないように、食品それぞれ適切な温度を保つ。
  5. 生鮮食品は新鮮なものを使う。

今月の食育

  • ぱんだぐみ:味噌作り(仕込み~完成))(2・16日)
  • きりんぐみ;身体の仕組みのお話(13日)
  • ひよこぐみ:食材に触れる (26日)