おたよりinformation
給食だより 2025年5月
爽やかな5月の風に吹かれ、保育園での生活も1カ月が経ちました。
子どもたちは、少しずつ新しい生活にも慣れ、毎日元気いっぱいに給食を食べています。
連休で疲れが出て体調を崩しやすい時期でもあるので、子どもたちの表情や食欲などの変化に注意しながら、体調管理に気をつけていきましょう。
今月もキャベツやそら豆、アスパラなど春が旬の野菜をたっぷり使用した献立となっています。
子どもの日にちなんだメニューや絵本メニューなど、子どもたちがわくわくするような給食も登場する予定ですのでお楽しみに☆
食べきれる量で、嫌いな食べ物をなくす工夫を
好き嫌いが起きる原因として、乳児の場合は味覚の未発達や経験不足、食事の硬さ・大きさがあっていないなどがあげられます。
幼児の場合、歯が生えそろわずうまく咀嚼出来なかったり、初めての料理にとまどったり、苦味を感じるなどで食べ物を嫌いになってしまう事が多いようです。
食べやすい味付けや盛り付け、美味しそうに食べて見せるなどの工夫も大切です。
園でも子どもたちに大好きな先生たちと一緒に食事を楽しんでもらえるよう、保育士さんにも子どもたちの半量の食事をお出ししています。
先生が美味しそうに食べる姿を見て苦手な食べ物も挑戦してみようという気持ちになったり、正しい食具の扱い方を見て真似してみたりと、先生たちとも楽しくコミュニケーションを取りながら食事をしているようです。
「食べ切れた」という達成感が次回の食欲にもつながるので、まずは食べ切れる量から盛り付けてみると良いですね。
他にも「これを食べるとお肌がつるつるになるよ~、これは筋肉になるよ」などと効能を教えてあげたり、盛り付けや味付けなど簡単なお手伝いから一緒にしてみたりと、できることから始めてみましょう。
旬の食材『たけのこ』
たけのこが土から顔をのぞかせる季節になりました。
たけのこはエネルギーが少なく、食物繊維やたんぱく質を多く含んでいます。
5月の給食では子どもの日に若竹ご飯として登場します。
ご家庭でも煮物やすまし汁など、旬の味をぜひ味わってみてください。
ソラマメおいしいね
これから初夏に向けてのみ出回るソラマメ。
今年度も幼児クラスではさや剝きのお手伝いをしてもらう予定です。
さやから豆を取り出すのには少し力が必要ですが、割ってみるとさやの中はくものようにふわふわで感動します。
少しくせはありますが、亜鉛やビタミンB2、食物繊維を豊富に含み栄養いっぱいです。
給食ではシンプルに塩ゆでし、素材そのものの味を味わってもらいたいと思います。
5月の食育予定
りすぐみ:野菜に触れる(22日)
こあらぐみ:玉ねぎの皮むき(13日)
ばんびぐみ:そら豆の豆だし(30日)
ぱんだぐみ:大豆を知ろう(納豆作り)(29日)