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給食だより 2025年2月

新しい年を迎え、あっという間に1か月が過ぎました。
梅の花も咲き始め、少しずつ春が近づいていますね。
今月の献立には大根・小松菜・ごぼうや花野菜のブロッコリー・カリフラワーなど旬の野菜を使ったメニューや、節分やバレンタインデーなどの季節を感じられる行事食も取り入れています。
給食を通して季節の変化が感じられると嬉しいです。旬の食事を味わい栄養を摂り、元気に春を迎えましょう。

お手伝いで食への興味を育もう

子どもは、咀嚼をすることが難しかったり、初めての食べものに戸惑ったり、苦味を感じたりなどと、食べ物を嫌いになってしまうことが多くあります。
そんな時には、食べやすい味付けや盛り付け、美味しそうに食べてみせるなどもおすすめです。
また、お店へ一緒に買い物に行くときに、旬の食材を一緒に選んだり、簡単な料理の下準備を手伝ってもらったりするなども「参加している」ことに喜びを感じ、自然と食への興味も芽生えて良いと言われています。
当園では、2月下旬のおやつ時間に幼児クラスでお店屋さんを行います。
きりんぐみがお店屋さん側に回り、ばんび・ぱんだぐみはお客さんとして普段と違った給食の時間を楽しむ予定です。
また、きりんぐみではご飯の配膳に加え、おかずの配膳も始めました。
自分たちで配膳したという達成感からか、きりんぐみではよく食べている姿が見られています。
ぜひご家庭でも簡単なお手伝いなどで食への興味を育んでみてはいかがでしょうか。

風邪には消化のよい食事を

2月は、風邪をひきやすい時期ですね。今回は風邪をひいてしまったときの食事を紹介します。

下痢・吐き気

胃腸が弱っている時は消化の良い穀物を中心にします。
下痢気味のときは水分と共にナトリウムやカリウムなどのミネラルも失われるのでお粥やスープなどで補給しましょう。

咳・のどの痛み

辛味や酸味の強いもの、塩辛いもの、熱いものなどはのどを刺激するため控えます。
アイスクリームやゼリーなど、のどに通りやすいものでエネルギーを確保しましょう。

発熱・寒気

水分やエネルギーが多く消費されるため、水分を十分に摂ってエネルギー源のご飯や麺類などを摂ります。
食欲がないときは冷たい果物や甘いゼリーやアイスクリームなどで補給するとよいでしょう。

節分と大豆のおはなし

旧暦では2月4日頃が一年の始まりとされ、その大晦日にあたる節分に、一年の邪気を払い、福を呼び起こさせる豆まきを行います。
そして豆まきに使われる大豆は畑の肉といわれるように、肉に匹敵する良質なたんぱく質が多く含まれています。
加えてそのたんぱく質は身体に取り込まれると約95%が吸収され、活発に働いてくれます。
このほか、食物繊維やカルシウムなども豊富に含まれる優れものです。毎日の食事に積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
※乾燥大豆を食べる際、誤嚥には注意をお願い致します。

2月の食育予定

ひよこぐみ:野菜に触れる(26日)
ぱんだぐみ:バレンタインケーキづくり(5日)
ぱんだ・ばんびぐみ:しいたけ栽培(10日)・・・収穫して、ライブキッチンをします。
幼児クラス:恵方巻きづくり (3日)、お店屋さん(28日)