おたよりinformation

給食だより 2025年1月

あけましておめでとうございます。
冬休み中の体験をうれしそうに伝えてくれる子どもたち。
新年を迎えてひとまわり大きくなったような気がします。
昨年末は保育園の子どもたちと賑やかに年越しうどんづくりを行いました。
乳児クラスも生地に触れ楽しみました。
幼児は異年齢のグループに分かれ、協力しながら生地をこねたり、綿棒で伸ばして切ったりして出来上がったうどんを「もちもちだね」と笑顔で頂きました。
本年も、子どもたちの声を聞きながらワクワクする食育を行っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

おせちに込められた願い事

「おせち料理」のおはなし

おせち料理は召し上がりましたか?
年始めは伝統的な食事に触れる機会が多くありますね。
おせち料理は「お節供(おせちく)」が略されたもので、現在では正月の節句料理のことを言いますが、本来は元旦や五節句などの節目を祝い神様にお供えする料理のことでした。
正月三が日はかまどの神様に休んでもらおうという気持ちの表れから保存がきき、お祝いの意味がある料理をお重に詰めます。
給食では松風焼き、筑前煮、なます、田作りといったお正月にちなんだ料理が登場します。
料理に込められた思いを伝えながら、伝統的な食事を味わってもらいたいです。

祝い肴三種

○田作り・・・豊作
○黒豆・・・勤勉にマメに
○数の子・・・子孫繁栄
代表的な三種でこれが揃えばおせちの形が整うとされています。
※7日田作り・乳児クラスは煮て柔らかめに調理します。

松風焼き

表面だけケシの実をまぶし裏には何もないことから、「隠し事のない正直な生き方ができるように」という願いが込められています。

きんとん

漢字では「金団」と書き、金運を呼ぶ縁起物です。

えび

茹でるとお年寄りのように腰が曲がることから長寿の願いが込められています。

伊達巻き

形状が巻物に似ていることから学問や習い事の成就を願います。

春の七草

全部わかりますか?春の七草

七草がゆは、さまざまな説がありますが、お正月にごちそう三昧だった胃腸をいたわり、不足した緑黄色野菜を補う、という意味があります。
本来は、朝ごはんに七草がゆを食べるもの。
七草がゆに入れる春の七草とは、「せり」「なずな」「ごぎょう」「はこべら」「ほとけのざ」「すずな」「すずしろ」です。
スーパーマーケットなどで便利な七草セットが売られていますので、気軽に試してみましょう。
※7日のおやつで提供します。

今月の献立

旬の白菜、ほうれん草などの葉物野菜やかぶや大根、ごぼうといった根野菜を献立に多く取り入れています。
また今月からきりんぐみのリクエストメニューも登場しますのでお楽しみに。

1月の食育予定

りすぐみ:和え物づくり(1/15)
こあらぐみ:野菜パズルに挑戦(1/20)
ばんび・ぱんだぐみ:しいたけ栽培 (下旬)
きりんぐみ:サンドイッチづくり(1/31)

*きりんぐみはエプロンと三角巾の用意をお願いします。