おたよりinformation
給食だより 2024年12月
寒さが一段と厳しくなり、風邪やインフルエンザが流行しやすい時期になりました。
12月はクリスマスや大晦日など子どもたちが待ちに待ったイベントも沢山です。
3食しっかり食べて、睡眠をとって楽しくイベントを過ごしましょう。
給食では冬においしい里芋、かぶなどを使用した冬野菜ポトフやれんこんを使ったハンバーグなど冬らしいメニューに加え、ゆきだるまケーキやクリスマスドーナツなど可愛いメニューも提供予定ですのでお楽しみに☆
魚をもっと身近に
11月に幼児クラスで、子供たちの目の前で魚をさばく食育を行いました。
近年スーパーでは魚は丸ごとではなく切り身の状態で売っていることが多く、一年を通して色々な種類の魚が手に入るようになりました。
その為、海で泳いでいる魚と普段食べている魚が一致しにくかったり、旬について考えたりする機会が少なくなってきていると思います。
食育を通じ、子どもたちが丸のままの魚を見たり、触れたりすることで魚の体の中がどうなっているのか知ると共に、生き物の大切な命を頂いていることや、食べるまでには沢山の人が関わっている、という事を伝えていけたらいいなと思っています。
食育ではアジを使い、実際に触ったあとさばいて骨を抜く作業を観察しましたが、「かわいそう」「痛そう」という感想が出つつも、魚の命に感謝し「いただきます」と心を込めて挨拶をして残さず頂くことが出来ました。
今後も食べ物について深く考えてみる機会を提供していきたいと思います。
魚には栄養がたっぷり
頭と目のまわり
血管や皮膚をしなやかにするビタミンAが豊富です。
骨
ミネラルに富み、骨を強くするカルシウムやコラーゲンも沢山含まれています。
皮
肉の部分より、体の調子を整えるビタミンが豊富に含まれます。特に黒い皮にはビタミンB2が豊富です。
筋肉(普通肉)
血管や身体を作るたんぱく質や悪玉コレステロールを下げる働きのあるEPAが豊富です。
血合い肉
体の調子を整えるビタミンや、血の材料になる鉄分を豊富に含みます。
大晦日の年越しそば
一年の最後の日「大晦日」。
毎月末を晦日と呼び、一年最後の特別な日に「大」をつけて「大晦日」といいます。
大晦日に縁起をかついで食べる年越しそばは江戸時代から定着したといわれており、家族や大切な人の長寿や延命を願いながら食べます。
また、新しい年も細く長く過ごし、その年の災いをすべて断ち切るという意味もあると伝えられています。
今年度も12月の最終日に年越しそばならぬ“年越しうどん”を作って味わう食育を行う予定です。
今回はアレルギーフリーの米粉の生地でのうどん作りに挑戦する計画ですのでみんなで一緒に今年を締めくくりましょう。
12月の食育予定
りすぐみ:キャベツちぎり(2日)
ばんびぐみ:おやつ作り(3日)*10月に延期になった内容です。
ぱんだぐみ:食事マナーについて学ぼう(3日)
幼児クラス:うどん作り(27日)
*日程は変更する場合があります。
その他に乳児クラスは煮干しの頭取り等、日常の中で食材に触れる機会を取り入れていく予定です。