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給食だより 2024年11月
秋も深まり、紅葉が美しい季節になりましたね。
秋は、穀物や果物などの収穫が多くなり、日本の四季をより感じられる季節です。
今月の献立には、そんな収穫の秋に合わせてさつまいもやきのこなど秋の食材も沢山出る予定ですが、冬に備えて、おでんやシチュー、ミルクココアなど、体が温まるようなメニューも登場予定です。
食事から寒さに負けない体作りをしていきましょう。
だしを味わおう
11月24日は「いいにほんしょく」の語呂合わせで「和食の日」とされています。
そんな和食を作る上で欠かせないのが「だし」です。
だしがきいていることにより、料理にうま味や香りを加え、素材のもつおいしさが引き出され、薄味でもおいしく食べることが出来ます。
日本で使われている主なだし
花かつお
香りのよいうま味のきいた上品な味。素材を生かしたいときに。
かつお厚削り
うま味の強い濃厚なだし。麵類、煮物、濃い味付け向き。
煮干し
コクのあるうま味の強い味。みそ汁、煮物などにぴったり。
昆布
上品で控えめなうま味。素材の味わいを大切にする料理に。
しいたけ
しいたけの風味や香りを生かしただし。干しシイタケの戻し汁でできるため、お手軽です。炒め物や煮物におススメ。
当園では、主にかつお節と昆布の合わせだしと煮干しだしを使っています。
かつお昆布だしはすまし汁に、煮干しだしはみそ汁になどと、料理により使い分けています。
また汁物だけでなく、離乳食や煮物など様々な料理に活用し素材の味を生かした調理を心掛けています。
是非この機会に、ご家庭でもだしを使った美味しい料理を作ってみてはいかがでしょうか。
一番だしの取り方
材料
- 水1L
- 昆布1枚
- かつお節20g
鍋に水・昆布を入れて中火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出す。
沸騰したらかつお節を加え、再び沸騰したら火を止めザルにクッキングペーパーを敷きこす。
煮干しだしの取り方
材料
- 水1L
- 煮干し30g
煮干しは頭を取ったら、背中から割って内蔵を除き、30分以上水に浸してから火にかける。
煮立ってから3~4分煮だす。
11月の食育予定
ひよこぐみ:野菜に触れる(5日)
こあらぐみ:すいとん作り(11日)
ばんびぐみ:おやつ作り(29日)
※エプロン・三角巾の準備をお願いします。
幼児クラス:アジの三枚おろし見学 (26日)
※食事では、生きものの命をいただいていることを伝えるために、目の前でアジをさばきます。