おたよりinformation
2月の給食だより
暦の上では春が近づいていますが、2月は一年の中でも気温が低く、体調を崩しやすい季節です。手洗い、うがい、睡眠とバランスの良い食事で元気に春を迎えましょう。給食室では寒さに負けずに遊ぶ子ども達の姿を見ながら、毎日給食を作っています。
今年の節分は 2月2日
例年2月3日が節分ですが今年は124年ぶりに2月2日が節分です。なぜ日にちが違うのかというと…節分は、季節の分かれ目の意味で、現在では「立春」の前の日をいいますが、もともとは「立春」「立夏」「立秋」「立冬」のそれぞれの前の日をさしていたそうです。立春などの日は中国から伝わった「二十四節気」という季節を24分割した考え方が元になっており、「二十四節気」は地球と太陽の位置を国立天文台が調べて決定しています。それにより今年は立春が2月3日となり、その前日の2月2日が節分となります。(国立天文台HPより引用:HPにはより詳しく掲載されいますので、興味のある方は見てみて下さい)
節分の豆まきには、季節の変わり目に起きやすい体調不良(邪気=鬼)を払い、福を呼び込む為に行います。鬼を退治するのに使われる大豆は、生で撒くと芽が出て縁起が悪いとされている為、必ず煎った豆を使います。「鬼は外、福は内」と声を出しながら、子ども達には元気いっぱい鬼を退治して欲しいと思います。
節分は地域によってさまざまな違いがあります。豆を食べる数の違いや豆まきの豆が落花生の地域、恵方巻を食べる地域(現在は一般的になっていますがもともとは関西の一部の地域の風習でした)など保護者の方の出身の地域の話を子ども達としても楽しいですね。
節分の保育園でも2日は節分にちなんだ献立になりますので楽しみにしていて下さいね。
クラスのようす
くまのみ組 れんこんに触れました。れんこんを渡すとみんな穴が気になるのか指を入れたりのぞいたりしていました。友だちがレンコン触れていると手を伸ばして触ろうとする姿や「れんこん」と真似する姿などが見られました。今まではイヤイヤする子もいましたが今回はみんな積極的に触ろうとしていました。これからも食材の名前など丁寧に伝えていきたいと思います。
ぺんぎん組 ごぼうに触れました。子どもたちの背の高さと同じくらい長くて立派なごぼうを見て「わー!」「おおきい」と驚いていました。実際に触ってみて背比べをしたり、においを嗅いだり、持ち上げて見たりしました。「ながい」「おおきい」と大きさについてや、「ぶつぶつ」「ごつごつ」と感触についてなどたくさんの発見をすることができました。
いるか組 きな粉作りをしました。夏に育てていた枝豆を大豆になるまで育てていたいるか組は大豆を使ってきな粉を作りました。はじめに煎った大豆を袋に入れて順番にめん棒で細かく砕きました。次にすり鉢に砕いた大豆を入れすりこぎ棒を使って細かくすりつぶしました。先月のふりかけ作りですり鉢とすりこぎ棒を使っていたので「またこれだ」と思い出しながら作りました。だんだんと細かくなる大豆に「ちいさくなってる」「においがする」と変化する様子を見ながら順番にすりつぶしましたが、「まだきなこになってない」と粒がたくさん残る様子を見て心配そうでした。最後にすり鉢の中身を全てふるいにかけると、粉だけが下に落ちて「わー!」「きなこ?」と出来上がったきな粉を見て喜んでいました。みんなで作ったきな粉はマカロニきな粉にして食べました。
くじら組 ポップコーン作りをしました。最初にポップコーンの材料がとうもろこしであるの話をして乾燥したとうもろこしをみんなで観察しました。乾燥したとうもろこしをいつの間にかみんな「ポップコーンのタネ」と呼んでいてとても可愛らしかったです。どうしたらポップコーンになるのかどれくらいの量ができるのか、どんな色になるのかなどを考えながら実際にフライパンでポップコーンと作りました。加熱すると「音が変わってきた」と小さな音の変化にも気がつきポンポンと破裂すると驚きながらも「ポップコーンだ」「白だ」「大きくなってる」と、考えていたことの答え合わせをしていました。