おたよりinformation

5月の保健だより

新年度も始まり新しい生活や環境に少しずつ慣れてきて、子どもたちにも笑顔が多く見られるようになってきました。そろそろ疲れもでてきて体調を崩しやすくなります。しっかり休息をとるよう心がけましょう。

春に流行する可能性のある感染症についてお伝えいたします。

①溶連菌感染症 高熱、喉の痛み、いちごのような赤くブツブツした舌、全身に発疹

②突発性発疹  咳、鼻、高熱がでて解熱後全身に発疹がでます。

③水痘     発熱、小さな水疱の発疹、痒み

④麻疹     38℃前後の発熱、鼻、咳、口腔内に白い斑点(コプリック斑)、全身の発疹

①、②は登園届、③、④は医師の意見書の提出が必要となります。現在、都内で麻疹が流行しています。接種可能時期になったら速やかに予防接種をすることをおすすめいたします。

衣服の調整を

朝晩はまだ冷えることもありますが、日中は温かい日が多くなりました。園では適宜、空調を使用して気温調節を行っていますが、日中は暑くなることや子どもは体温が高いため肌着はランニングか半袖シャツ、上衣は調節しやすいように長袖、半袖の両方をご用意をお願いいたします。

靴の選び方について

近年、偏平足や外反母趾の子どもが増えてきたといわれています。子どもの足は軟骨部分が多く柔らかいため、無理に合わない靴を履くと足の成長に悪影響を与えると言われています。3歳頃からは運動量が多くなりさらに気をつけて靴を選ぶ必要があります。大きすぎる靴を履くと、靴の中で足が動き正しく歩く事ができません。また、重い靴を履くと足を挙げにくく転びやすいと言われています。靴を選ぶポイントとして

①正しい体重移動を身に付けるため、靴底が指の位置でしっかり曲がること。

②かかと、履き口がしっかりしていること(しっかりフィットすることで足への負担を軽くする)

③ぴったりサイズを選ぶ

④扁平足を防ぐため足の親指から1㎝余裕がある靴を選ぶ

靴選びは3歳までは3カ月に一回、3歳以降なら半年に一回を目安にサイズを確認することが望ましいといわれています。

虫さされに注意  

そろそろ温かくなり虫が飛ぶ季節になってきました。子どもは大人より体温が高く、虫は人がいることを感知して寄ってくるといわれています。虫に刺されると掻きむしって皮膚を損傷したり、とびひにつながるため、外出時は虫よけスプレーをつけて虫刺され予防しましょう。虫にさされた場合は速やかに水で洗い流し、かゆみ止めを塗ること、痒みがおさまらない場合は皮膚科受診をお勧めします。今年度よりゆらりん全園でアロマの虫よけスプレーは効果が得られないため、使用しないことになりました。本園では、虫刺されの場合はムヒベビー塗布での対応となります。また、虫よけファンを設置いたします。虫よけ防止シールですが、登園時貼付されてきた場合は、シールがとれて誤飲を防ぐ為はずしてお返ししております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

感染症情報 インフルエンザA型、発熱や咳、嘔吐、下痢でお休みしたお子さんが何名かみられました。