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5月の給食だより
入園・進級して1ヶ月が経ちますね。保育園での生活や新しいクラスでの生活にも段々と慣れて、給食やおやつを楽しく食べている姿をよく見かけるようになりました。一方で、急な気温の変化や少し疲れがたまって食欲が低下する傾向が見られるかもしれません。これは一時的な事なので心配されなくても大丈夫だと思います。
気温が高く汗ばむ日が増えてきました。急に気温が上がり油断しがちですが、これから夏までの時期は食中毒が起こりやすくなります。
食中毒菌は、腐敗菌とは異なるので、汚染された食品でも、においや味は変化しません。食中毒菌の増殖は気がつくことができない為、特に注意が必要となります。症状も食中毒菌によって違いがあり、腹痛や下痢、嘔吐だけではなく、頭痛や発熱など多岐にわたります。また、症状がなく保菌して感染を拡大させてしまう事もあります。子どもは年齢が小さいほど症状が重くなり、時には命にもかかわることもあります。そんな食中毒を未然に防ぐポイントをご紹介します。
①菌を付けない
食べる前や調理前には必ず石鹸で手を洗い、菌を落とします。また、肉や魚などから生食する野菜やフルーツに菌がつかないように調理手順や作業スペースが混じらないようにしましょう。
②菌を増やさない
作った料理は、出来るだけ早く食べましょう。常温での放置は危険信号。買い物から帰ったら食材は早めに冷蔵庫や冷凍庫にしまいましょう。ペットボトル飲料もその場で飲みきれない場合はコップなどに移して飲むようにしましょう。
③菌をやっつける
ほとんどの食中毒菌は加熱(85℃以上1分以上)によって死滅します。加熱を行う時は中までしっかりと火を通しましょう。ふきんやまな板、包丁などは洗剤で洗って熱湯や塩素などで消毒をしましょう。近年流行傾向にある食中毒は少量の菌でも感染する傾向にある為、加熱が有効な予防法です。
もしも、食中毒かも、と思ったら、、、
すぐに病院を受診しましょう。「どんな症状があるか」「吐いた物や便の詳しい様子」「いつ、どこで、何を食べたか」などを医師に伝えて下さい。安易に下痢止めや吐き気止め、風邪薬などを服用すると、症状が悪化する危険があるため、注意が必要です。
クラスのようす
くまのみ組 初めての集団生活に慣れない姿も見られましたが、少しずつミルクを飲む量や離乳食を食べる量が増えてきています。徐々に保育園での食事に慣れてきているようですね。来月からは少しずつ食育活動も始めていきたいと思います。
ぺんぎん組 少しずつ新しい環境での食事にも慣れてきて、食べられる量も増えてきました。自分で食べようとする姿も見られ、みんなと一緒に座って食事ができるようになってきました。意欲的に食事をする姿を見ていると、来月から行う食育活動もどんな反応をしてくれるかとても楽しみです。
いるか組 グリンピースのさやむきをしました。グリンピースを見せると「ピーマン」や「きゅうり」など知っている緑の野菜を言う姿が見られました。さやむきをしてみると、さやが硬く中の豆を取り出すのに苦戦する姿が見られましたが豆が少しずつ見えてくると「あった!」「みつけた」と喜んでいました。一度取り出したグリンピースをさやに戻して並べてみたり、全て手に握ってみたりととてもかわいかったです。
くじら組 グリンピースのさやむきをしました。いるか組と比べると、スムーズにさやをむく事ができました。さやから取り出したグリンピースの数を数えて、みんなに聞いてみると6個~10個とさやによって入っているグリンピースの数が違う事が分かりました。そらまめくんの本に出てくるグリンピース兄弟にの様に自分のさやに入っていたグリンピースの数で「6人兄弟」や「10人兄弟」などと言っていてとてもかわいかったです。
みんながむいてくれたグリンピースはグリンピースごはんにして給食で食べました。