おたよりinformation

12月の給食だより

早いもので、今年も残すところ1ヶ月となりました。日に日に寒くなり、朝夕の冷たい風が身にしみますね。風邪をひかないように体の温まるものや、栄養バランスの良い食事を心がけると良いですね。元気いっぱい新しい年を迎えましょう。

冬至

今年は12月21日が冬至です。冬至とは、1年で一番昼が短くなる日のことです。この日には、昔からゆず湯に入ってかぼちゃを食べる習慣があります。これは、かぼちゃを食べるとかぜなどの病気になりにくくなるといういい伝えがあるからです。また、運が付くとして、「ん」のつくかぼちゃ(なんきん)を食べます。夏が旬のかぼちゃが冬至に食べられるようになった理由に、昔は冬に野菜が少なく、栄養が不足しがちだったことから、保存がきいて栄養価の高いかぼちゃが重宝されたことが考えられます。保育園ではおやつにかぼちゃあんこパイを提供する予定です。また、子どもたちとかぼちゃ以外の「ん(運)」の付く食材を探して食べてみても楽しいですね。

みんなで食事を楽しむ機会をつくりましょう

12月と1月は、クリスマスやお正月などで家族や親しい人と共に食事ができる機会が増える時期です。家族で食事をする喜びや安心感は、料理を一層おいしく感じることにもつながります。また行事食やいつもと違う雰囲気での食事を通して、食への興味が深まる効果も期待できます。

少し早いですがお正月にはおせちを食べながらかずのこは「子孫繁栄」、たいは「めでたい」、こんぶは「よろこぶ」、黒豆は「まめに暮らせるように」など、それぞれの食材が持つ意味を話しながら食べるともっと楽しくなりますね。保育園でも年明けにどんなおせちがあったかや、意味について話していきたいと思います。

クラスのようす

くまのみ組 さつまいもに触れました。小さめのさつまいもを一人一本ずつ触りました。今までは一つの食材を順番に触っていましたが、みんなで一緒にできたので友だちが触っている様子を見て触ったり、友だちと一緒にコロコロ転がしてみたりと今までよりも躊躇することなく触れることができました。「さつまいも」「おいも」を「っも」「いも」と真似して言おうとする姿がとても可愛かったですよ。みんなで触れたさつまいもはさつまいもごはんにして給食で食べました。

ぺんぎん組 きのこに触れました。しいたけ、しめじ、まいたけの三種類を順番に触りました。きのこの名前を伝えると、真似をして言う姿が見られたり、しめじは一本ずつ分けたり、まいたけの匂いを「くさい!!」と驚いた顔をしたりと沢山の発見ができました。最後にそれぞれのきのこを見せながら名前を聞くと「しいたけ」はすぐに出てきましたが、残りの二つは難しかったようでしめじを「ちいさいしいたけ」と表現していたのがとても可愛かったです。

いるか組 スイートポテトを作りました。先月作ったバターを使って簡単にできる料理でスイートポテトを作ることにしました。蒸したさつまいもをビニール袋に入れて、そこへバターと砂糖を加えて皆でモミモミ混ぜました。練った生地を一人分ずつラップにくるんで、形を整えました。みんなで成形したスイートポテトは給食室で焼いておやつの時間に自分で作ったものを食べました。みんな自分で作ったスイートポテトを嬉しそうに食べていました。子どもたちへのデモンストレーションでは省略しましたが今回は卵を使用しない為、子どもたちが整形した生地には事前にホットケーキ粉を少量加え成形しやすく、まとまりやすくしました。

くじら組 バター作りをしました。先月いるか組から楽しそうなバターづくりの声が聞こえて気になっていたくじら組さん。バター作りをとても楽しみにしていてくれました。バターを作る前に牛乳からできる食品の話をするとチーズやヨーグルト、バターなどすぐに出てきました。また、バターの材料が生クリームだけと知るととても驚いた様子でした。4つのグループに分かれて生クリームの入った容器を各グループ1つずつ振りました。振る音の変化に気がつき、中身を確認してホイップ状に固まっていると「できてる?」と確認していました。「白く固まったら半分ぐらい出来てるよ」と伝えると「まだ半分?」と驚いていましたが、さらに振っていました。再び音が聞こえ、黄色いバターと水分に分離して塊ができていました。サラサラの液体だった生クリームからの変化にとても驚いていました。作ったバターをおやつにラスクに塗って食べました。