おたよりinformation
11月の保健だより
日中の寒暖差が出てきて少しずつ肌寒くなってきました。体調を崩しているお子さんが見られるようになってきています。朝、夕の送迎時はしっかり保温し、日中は薄着で過ごせるようにしていきたいですね。
インフルエンザの予防接種をお勧めします
今年はインフルエンザの流行が早まっているようです。寒さも本格的になると、保育園は集団生活の場であり、感染のリスクが高いためインフルエンザの予防接種をお勧めしています。予防接種は感染を100%予防できるわけではないものの、発症を抑えたり、重症化を防ぎます。 子どもの場合、2回接種しますが1回目と2回目は1~4週間の間隔をあけます。間隔は4週間前後が最も有効とされています。また、ワクチンの効果が現れるまで、接種後約2週間ほどかかると言われています。また、予防接種が終わりましたら母子手帳のコピーをお持ち下さい。
<11月9日は換気の日>
室温は22度前後、湿度は50~60%が目安です。空気が乾燥すると粘膜の防御機能が低下し、風邪をひきやすくなります。加湿器を使ったりして湿度を保ちましょう。換気も必要ですので、少なくとも一日に一回は外が寒くても午前、午後各1回ぐらいのペースで換気をしていくとよいといわれています。
<冬の乾燥肌について>
寒さの訪れとともに皮膚トラブルがでてきます。冬になると園でも、乾燥肌でかゆくて掻き壊してしまい、肌を傷つけてしまっている子どもが多くみられます。入浴後はすぐに保湿クリームを塗ることが大切になってきます。痒みが強い場合は早めの受診をお勧めします。
<下着について>
寒くなってきましたが室内は暖かいため、下着は半袖やランニングが好ましく、ヒートテックなどは子どもには暑すぎてあせもができたり、自分で体温調節機能がうまくできなくなるため園では綿の下着を着用していただきますようお願いします。また、子どもは大人より一枚少なめが目安と言われていますので厚着にならないようにしましょう。調整しやすい衣類のご用意をお願い致します。
感染症情報 :流行性角結膜炎、マイコプラズマ肺炎、ヘルパンギーナでお休みしたお子さんがいました。
小児肘内障(しょうにちゅうないしょう)について
肘の外側の骨から靱帯が外れることによって起こります。
子どもの関節はとても柔らかく、外れやすいです。多くは手をひっぱったり、両手を持って振回したりといった場合に起こりますが、寝返りや洋服の袖をまくり上げただけで外れたケースもあります。肘内障と診断を受けたら、1~2週間は関節が外れやすい状態ですので特に注意が必要です。身体がしっかりしてくる頃には見られなくなります。