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2月の給食だより

暦の上では春が近づいていますが、2月は一年の中でも気温が低く、体調を崩しやすい季節です。手洗い、うがい、睡眠とバランスの良い食事で元気に春を迎えましょう。給食室では寒さに負けずに遊ぶ子ども達の姿を見ながら、毎日給食を作っています。

節分について

2月3日は節分です。節分は、季節の分かれ目の意味で、現在では「立春」の前の日をいいますが、もともとは「立春」「立夏」「立秋」「立冬」のそれぞれの前の日をさしていたそうです。また、立春は旧暦で1年の始まりとされその前日の節分に無病息災を祈り新しい年の厄を払うための行事とされていました。

節分の豆まきには、季節の変わり目に起きやすい体調不良(邪気=鬼)を払い、福を呼び込む為に行います。鬼をやっつけるのに使われる大豆は、生で撒くと芽が出て縁起が悪いとされている為、必ず煎った豆を使います。「鬼は外、福は内」と声を出しながら、子ども達には元気いっぱい鬼をやっつけてほしいと思います。保育園でも3日は節分にちなんだ献立になりますので楽しみにしていて下さいね。

食感を楽しむ工夫で噛む力をUP

上手に食べるためには、食べ物を噛みつぶす力だけでなく、食べ物に合わせて噛み方を調整する力も必要です。離乳食が完了する1歳以降は、さまざまな食材をいろいろな調理法で与えることができます。「モチモチ」「カリカリ」「パリパリ」など、いろんな食感を体験できるよう調理を工夫して。食事中は、「噛むとどんな音がするかな?」などと声をかけ、楽しみながら噛む力をつけましょう。先月鏡開きの時に提供したかき餅もみんな良い音をさせながらよく食べていましたよ。

クラスのようす

くまのみ組 ブロッコリーとカリフラワーに触れました。手に取ると、「コリー」「ブッブッ」と名前を言おうとしたり、「みどり」と色を言えたりする子もいました。ブロッコリーのほうが給食でもよく出てくるので、カリフラワーよりも人気があり、つんつんと突いてみたり花束のように抱えたりしていました。給食の時間に、ブロッコリーとカリフラワーを見つけておいしく食べました。

ぺんぎん組

給食室の職員がおにぎりを握る様子を見ました。「おにぎりはどんな形かな?」と聞くと、「さんかく~」と教えてくれました。どうやれば三角に握れるかな?といろいろな手の形を見せながら、実際に職員がおにぎりを握って見せました。両手を開いた状態でご飯を握るとぺったんこ。両手を丸の形にして握るとまん丸。最後に、片手はお山の形、もう片方の手はまっすぐにして合わせて握ってみると…。「さんかくだー」「おにぎりだー」と子どもたちから歓声があがりました。来月は自分たちで握る予定です。どんな形のおにぎりになるか楽しみです。

いるか組

自分たちでおやつのおにぎりを握りました。まず、給食室の職員からおにぎりの握り方を教わりました。ラップに包んであるごはんを、丸くした両方の手をやさしく重ねて握るよ、と教えてあげると、みんな興味深く聞いていました。次はいよいよ自分たちで握る番です。やさしく包むように握る子やぎゅっぎゅっと力強く握る子、なんとなく三角に握ることが出来ている子もいました。「みんなのお母さんみたいに上手に握れたかな?」と聞くと、「にぎれたー」と嬉しそうに答えてくれました。自分たちで握ったおにぎりは特別だったようで、みんなあっという間に完食しました。

くじら組

お箸の使い方を練習しました。まずお箸の使い方のルール確認した後、職員が前で見本を見せながらみんなで練習しました。とても集中して、一生懸命練習していました。

次に三食表について学びました。赤・黄・緑の食品を食べると、それぞれ体の中でどのような役割になるか、元気な体を作るには3つの食品群をバランスよく食べると良いという話をし、毎日の給食には3つの色がバランスよく入っているよ、と伝えると「これは何色かなー?」とみんな興味を持って探していました。