おたよりinformation

6月給食だより

そろそろ梅雨の季節がやってきますね。湿度が高く過ごしにくい日が続き、食中毒菌の過ごしやすい時期となりますがしっかりと衛生管理を行い安心安全な給食提供に努めてまいります。

◎毎年6月は食育月間です。

6月は食育基本法が制定され月であることから、食育月間として食育に対する理解を深め、食育推進活動への積極的な参加を促し、その一層の充実と定着を図るために定められています。

・食を通じたコミュニケーションの促進と子どもの生 活リズムの向上

・健康寿命の延伸の為の食生活の実施

・食の循環や環境への意識

・伝統的な食文化に関する関心と理解

等に重点を置きこの食育月間中は国や各自治体、地域等で様々な食育推進運動の展開を行っています。ご家庭でもいつもの食生活を見直したり、子どもたちに食事の準備などのお手伝いをお願いしてみるきっかけにしてみて下さい。保育園でも年間を通して食の大切さを伝えたり、様々な食体験ができるような食育活動を計画していきます。

 

◎食中毒に注意!

食中毒菌は、腐敗菌とは異なるので、汚染された食品でも、においや味は変化しません。食中毒菌の増殖は気がつくことができない為、特に注意が必要となります。

①菌を付けない

→調理前は手洗いをする。肉や魚などから生で食べる野菜や果物に菌が付かないようにする。

②菌を増やさない

→作った料理はなるべく早く食べる。常温で放置しない。買ってきた食材は早めに冷蔵庫に入れる。

③菌をやっつける

→ほとんどの食中毒菌は加熱(85℃1分以上)で死滅します。加熱を行う時はしっかりと火を通す。

◎給食室の食中毒対策

食中毒の原因となるウイルスや細菌のほとんどは、加熱することで退治できます。園での調理は、料理が中心まで十分に加熱されているか温度計で計測(85℃で1分以上)しています。調理器具や食器、ふきん、スポンジなどは、消毒保管庫や次亜塩素酸ナトリウムで消毒しています。

また、職員は毎日の体調チェックや毎月の細菌検査を行いマスクを着用し、しっかり手洗いをした上で、アルコール消毒を行うなど食中毒の予防に努めています。

◎クラスの様子

くまのみ組

保育園での離乳食にも慣れ、食べたいものが目の前に来ると笑顔になったり、スティック野菜を前歯で噛み取りモグモグと噛む姿にに成長を感じます。それぞれの発達に合った食事を提供できるように家庭での様子を聞いたり、保育園の離乳食を試食できる機会を作っていきたいと思います。食育活動ではたまねぎに触れました。コロコロ転がすように触れたり、皮を少しめくると指先で引っ張り皮のカサカサした感触を確かめる姿が見られました。今後も色々な食材に触れながら名前や感触などを伝えていきたいと思います。

ぺんぎん組

新入園児も給食に慣れ徐々に食べられる量が増えてきました。離乳食ではないですが月齢によって発達に差がある年齢の為、それぞれが食べやすいように食材の大きさや形を検討しながら提供しています。食育活動ではじゃがいもに触れました。子ども達の顔と同じくらいの大きさのじゃがいもを持ち上げようとしたり、「じゃーも」や「いも」「っも」とじゃがいもと真似をして言おうとしたりとても可愛かったです。じゃがいもはその日の給食でポテトサラダにして食べました。「じゃがいもあるかな?」と聞くと指を指したり「あった」と教えてくれましたよ。

いるか組

ミニトマトとピーマンの栽培を始めました。子ども達も実がなるのを楽しみにしています。育てた野菜は給食で食べたり、子ども達とクッキングをしたりしたいと考えています。苦手な食べ物がはっきりする時期かと思いますが、本当に嫌いになる前に栽培や食育活動を通じて食べてみよう、食べてみたいと思えるような機会を作っていきたいと思います。ご家庭でも家族がおいしそうに食べている姿をみて食べてみようかな?と思えるように、たとえ残すことになったとしても家族と同じものを配膳することをお勧めします。

くじら組

枝豆とナスの栽培をすることを決めました。食べ物には旬がある事や夏の野菜、育ててみたい野菜を考えて、栽培する野菜を決めました。今後収穫したらどんな料理が作れるかなどを子ども達考えながらクッキングも行っていきたいと思います。今後は季節ごとに旬の食材を伝えたり、調理による食材の変化などをクッキングを通して見たりしていきたいと思います。