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11月保健だより

これから本格的な冬が始まります

どんどん気温が低くなっていますが、子どもたちは元気に外で遊び、体を動かしています。厚着で体を動かすとすぐに汗をかいてしまい、その汗が冷えると風邪をひいてしまう可能性もあります。体を動かしている途中に脱いだり、寒くなったら1枚上に着用できたりする『重ね着』など、子どもたちが自分で調整できるような準備をしていただけますようお願いいたします。

冬に感染症が流行る理由

1.空気が乾燥しているため

空気が乾燥しているとウイルスは空中を漂う時間が長くなります。そのため、感染した人のくしゃみなどで生じる飛沫が、人の鼻や口に近い高さで長い時間漂うことになり、呼吸などを通じて鼻や口の粘膜からウイルスが侵入し、人と人との間で「飛沫感染」が起こりやすい状況となります。

2.気温が低いため

気温が低いと、人間の鼻やのどの粘膜は働きが弱くなるため、ウイルスに抵抗する力も弱くなってしまいます。

3.日照時間が短いため

免疫機能を調整してくれる働きのあるビタミンDが体内で生成されにくくなるため免疫力が低下しやすくなります。

※ビタミンDは食事から摂取、または、日光に当たることで体内に生成される物質。