2025.8　保健だより

今年は6月後半から気温が高く、熱中症アラートが発令されています。

当園では、熱中症対策を行いながら水遊びやプールを実施しています。夏バテせずに元気に過ごしていくためにも、手洗いうがいや十分な睡眠、しっかりと食事をとることが大切です。健康に夏を乗り切りましょう。

熱中症に気を付けよう！

熱中症とは？

気温、湿度が高い環境で、体の水分や塩分のバランスが崩れたり、汗が出なくなることで体温調整ができなくなるために起こります。乳幼児は体温調節が未熟であり、環境の影響を受けやすく地面からの照り返しも強く受けます。子ども自身が体調の変化に気付かないことや、伝えられないこともあるため、周囲の大人が気を配ることが大切になります。

どんな症状が現れるの？

＊顔がほてっている　＊触れると体が熱い　＊皮膚が乾燥気味　＊ぐったりしている　＊吐いている＊泣き声が弱い、泣かない　＊おしっこやウンチの量が少ない　＊おっぱい、ミルクを飲まない　＊だるそうにしている　＊めまいや頭痛、腹痛を訴える　＊気持ち悪いと訴えるなどがあります。

熱中症になったらどうする？

・涼しい場所へ移動し、衣服を緩め、安静に寝かせる　　　・水分や塩分を補給する

・首周り、脇の下、太ももの付け根など太い血管の部分を冷やす

・呼びかけに対して反応がない場合は、すぐに救急車を呼ぶ

熱中症対策方法は？

・喉の渇きを感じなくても、こまめな水分補給を行う　・衣服の調整を行う（通気性の良い服を選ぶ）

・こまめに休憩をとる　・適宜マスクを外す　・十分な食事と睡眠をとる

・適切にエアコンや扇風機を使用する（目安は27-28度）・冷たい飲み物を飲ませすぎない