おたよりinformation

9月 ほけんだより

ヒトメタニューモウイルス感染症とは?

8月に当園で数名のお子さんがヒトメタニューモウイルスの診断を受けていました。
なかなか聞き慣れない診断名だと思うので今回少し説明させていただきます。

ヒトメタニューモウイルスは感染力が非常に強く、くしゃみや咳による飛沫感染やウイルスがついた手や鼻水を拭いたタオルなどによる接触感染で広がります。初感染は生後6か月頃から始まり2歳までに約半数が、遅くとも10歳までにほぼ全員が感染します。一度感染しても十分な免疫が得られず、何度も繰り返し感染すると言われていますが年齢が上がるにつれ徐々に免疫がつき症状が軽くなる傾向にあります。

0~5歳の乳幼児は重症化のリスクが高い為注意が必要です。

 

【どんな症状?】

ヒトメタニューモウイルス感染症はいわゆる風邪症状にとても似ています。

(多くの場合、1週間程度続きます)
発熱(多くの場合、45日程度続きます)
鼻水

悪化すると以下のような症状が出ることがあります。

ゼイゼイ(ヒューヒュー)という呼吸(喘息様気管支炎、細気管支炎)
呼吸困難 等

 

◎水分をしっかり取り、温かくしてゆっくりと休みましょう。

◎受診し、診断を受けたら園にご連絡をよろしくお願いいたします。

◎登園時、B.保護者記入による登園届け』が必要になります。