おたよりinformation
10月の園だより
~保育園の特殊性~
ひと昔前の保育園のイメージは、働く親の為にお子さまをシンプルにお預かりするだけのための福祉施設というものでした。しかし、時代の流れと共にその性質や求められる面が多様化し、ただお子さまをお預かりすれば良いというものではなく教育という要素や子育て支援、或いは地域貢献といった様々なニーズに保育園の特色を活かして応えていかなければならなくなりました。開園してから、ちょうど半年が経ち、これまで保護者の皆さまや地域の方々、とても暖かいお言葉や手助けをいただき、私たちゆらりん港南緑水保育園が少しづつではありますが認められ、この地域の保育園としての役割をはたせているのかと、勝手ながら実感しております。改めまして保護者の皆さま、地域の皆様に感謝申し上げます。
何年も保育の現場で過ごしてきましたが、私自身、これからも勉強して時代のニーズにあった保育園を目指さなければと思います。しかし、その中でも変わらない想いがあります。時代が流れても保育園は福祉施設であることに変わりはありません。人を助ける、手を差し伸べる、その人にとって「より良く生きる」方法を一緒に考えるなど、この福祉の精神はブレてはいけないと常に心に置き、全ての人と接しています。保育園とはそんな福祉人が集まった施設だと再認識していただき、お困り、お悩みのことを気兼ねなく職員にお話しください。これからも皆様の子育ての力になりたいと思っております。