おたよりinformation

2月給食だより

日に日に厳しい寒さも和らぎ、春の陽気を感じられるようになりました。この1年で色々なものが食べられるようになったり、嫌いなものも頑張って食べたりと、大きく成長した子どもたちの姿をうれしく、頼もしく感じています。食を通して、子どもたちの成長を保護者の方とともに見守ることができたことを心より感謝申し上げます。今年度も残りわずかとなりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

ひなまつり

3月3日はひなまつり。「桃の節句」とも呼ばれ、ひな人形やひなあられ、ひし餅などを飾ったり、ちらし寿司
やはまぐりの料理を楽しんで、女の子の幸せと健やかな成長を願ってお祝いをする日です。ひなまつりを代表す
る食べ物について知り、お家で楽しくお祝いしましょう。

ひし餅

ひし餅といえば緑色、白色、桃色のきれいな3色が印象的です。その色と順番
には意味があり、下段の緑色は木の芽、中段の白は雪、上段の桃色は生命を表
していて、雪の下から新芽が芽吹き、桃の花が咲いて、春が訪れた様子を表現
しています。また、子孫繁栄や長寿、厄除けの願いが込められています。
保育園では3日のおやつにひし餅をイメージした蒸しパンを提供します。緑
色はほうれん草、白色はプレーン、桃色はいちごジャムで味付けをしていて、
きれいな層になりますので楽しみにお待ちください。

ひなあられ

桃、緑、黄、白の4色で構成されることが多く、春夏秋冬の四季を意味しており、子どもの1年間の健康を祈願するという想いが込められています。また、形や味は地域によって異なり、関東は縦に細長くポン菓子に砂糖をまぶした甘い味、関西は直径1cmほどの丸形で塩やしょうゆで味付けをされているためおかきのようなしょっぱい味が特徴です。

ちらし寿司

春らしく色鮮やかで華やかな彩りをしたひなまつりの定番メニューで、れんこんやしいたけ、にんじん、さやえんどう、錦糸卵などを使用することが多いです。保育園でも3日のお昼ごはんで提供しますので、どんな食材が入っているか、展示食をご覧になってみてください。