おたよりinformation
9月の給食だより
陽ざしにはまだ夏の名残りがあり、寝苦しい夜が続いていますが、楽しい夏休みを過ごせたのではないでしょうか。お休み明けには、それぞれに色々なおみやげ話を聞かせてくれた子どもたち。夏の思い出とともに、なんだかひと回り大きくなったような、たくましくなった姿で元気に遊んでいます。秋が近づくと、美味しい食材も増えてきて、より一層食欲がわきますね!楽しい経験もまた、子どもたちの食欲を導きます。保育園でも楽しく過ごせるよう、食育活動や、給食の時間など、子どもたちにとって良い経験になるよう、私たち調理スタッフも頑張ります!今回は秋の行事とともに、食について紹介したいと思います。
秋分の日
2019年の秋分の日は9月23日です。1年の中で昼と夜の長さが同じになる日が春と秋の2回あり、そのうち秋の方を秋分と呼びます。簡単に言うと「秋を分ける」ということです。この日を境に暑い夏から涼しい秋へと変わり始め、夜の長さが長くなっていきます。
お彼岸とは
秋分の日を中日として挟んだ7日間を「秋彼岸」と言います。おはぎやお団子などをお仏壇にお供えしたり、お線香をあげたり、お墓参りをする風習があります。お墓で眠っているご先祖様に「ぼく(わたし)はげんきだよ!いつも見守ってくれてありがとう」とあいさつをするよ!と伝えると子どもたちにはわかりやすいですね。
おはぎとぼたもちの違い
秋のお彼岸:おはぎ(つぶあん)、春のお彼岸:ぼたもち(こしあん)のイメージが強いかと思われます。実は、基本的には同じもので、違いは食べる時期のみにありました。これは、小豆の収穫時期がちょうど9月であることから、秋のお彼岸ではとれたての小豆を使うことになりますが、まだ皮が柔らかいため「粒あん」で食べることができます。逆に春は収穫してから時間がたった小豆を使うため、皮をむいて「こしあん」にして食べるようになりました。しかし、今では、保存技術に発達や品種改良により、この理由は意味がなくなってしまったのです。
楽しい経験が子どもたちの食欲を導く
いろんな経験や元気いっぱい遊ぶことが、子どもたちの食の意欲を育てていきます!
・たくさん遊んだ後・・・心地よい空腹感があります。
・自分で作ったもの、お友達と一緒に料理したもの・・・いつもよりずっと食べられます。
・自分で育てたピーマンやトマト・・・いつもは食べられないけど、美味しく食べられます。
・おうちの方が作った愛情こもった手作り料理・・・何よりも記憶に残るごちそうです。
・周りの人たちがおいしそうに食べている・・・自分も食べてみようという気持ちになります。
《おうちで簡単!おはぎの作り方》
・お米1合分 ・きな粉大1 ・粒あん250g ・砂糖大2 ・塩少々 (5人分)
①まずはお米を炊きます。
②炊けたごはんをたわら型に形を作ります。
③40gずつ程のあんをひらたくつぶし、たわら型のごはんにかぶせます。
アルミカップなどにのせて出来上がり!あらかじめ混ぜたおいたきな粉、砂糖、塩をお好みでふりかけてもいいです。とっても簡単で、保育園でも出しているものなのでおうちで子どもたちとぜひ作ってみて下さい!
食欲の秋とは言いますが、お菓子ばかりだと食欲もわかず、肥満につながります。食事は1日3回+1回のおやつで規則正しい食生活を心がけていきましょう♪
今月の食育
もも組・・・たまねぎに触れる(24日) すずらん組・・・きのこほぐし(25日) さくら組・・・お月見団子作り(12日)
すみれ組・・・白玉団子作り(19日) ひまわり組・・・デコレーション餅作り(18日) ゆり組・・・お月見白玉団子作り(20日)