おたよりinformation

3月の園だより

いよいよ今年度最後の園だよりとなりました。年度当初からの新型コロナウィルス感染予防対策発令で自粛から始まり、月7日までの緊急事態宣言。まだ続くの?いつになったら終わるの?子どもたちに何をしてあげることが出来るの?何を最後の思い出にしてあげられるの?とやりたい事を思う存分できない気持ちと葛藤しながら、運営してきました。行事の検討、出来ることは何か?どうしたら保護者様に理解していただけるのか?考えることが多かった1年でした。

ゆり組さんにとっては今月で保育園生活は終わりとなります。4月からは今までとは違う環境の中に入りますが私たち大人がきちんとしたルールや思いやりを伝えることで楽しい小学生生活のスタートになるのではないでしょうか。4月からの新たなスタートが楽しいものになるように、今月は園全体が準備作りに入りますのでよろしくお願い致します。

 

園長の小言

子どもたちと遊んでいて感じたこと

最近の子育てでよく耳にする「子どもの主体性」という言葉が良く聞かれますが間違えたとらえ方をしてしまうと「子どもに好き勝手させること」「子どもが自由にしてもいいこと」となってしまいます。決まったルールの中で自己発揮できる環境を与える事であり、子どもの思うままではありません。保育園でも子どもの主体性を大事にすることと伝えてますが、なんでも自由に好きなことを発言してもいい。とか、相手の気持ちはどうでも自分がやりたいことをやる。いいたいことは言う。ということではなく、ルールを伝え、教え、相手の気持ちに気づき、どこを主張し、どこを譲るのかということもしっかりと伝える事が必要です。「まだやりた~い」「手をつながないで一人で歩く!」という自己主張は「子どもの主体性」とは違います。決まったルールがあるから楽しく遊ぶことができる。安全に歩くことができる。自分がしたいことができるんだよ。と私たち大人がお手本となることも必要なのかも知れませんね。子どもだから、大人だからといって全てが許されるもではありませんから。

 

園からのお願い

年度末になり、全園児が進級に向けて一歩踏み出そうとしております。自分でやりたいことも沢山増えてきました。その中でもお着替えとおトイレです。その際に洋服が小さくて一人でできない。ズボンがきつくて上げられない。自分の思いと反してしまうので時間がかかり他児に遅れてしまうことで涙が出てしまう光景を目にすることがあります。新年度に向けて今一度サイズ確認のご配慮よろしくお願い致します。


29日(月)より新クラスへお引越しをしますので、29日のお迎えは新クラスでお願いします。30日からは登園も新クラスになります。ゆり組はもも組の保育室を使います。