おたよりinformation
10月の給食だより
夏の暑さも収まり、気持ちの良い秋晴れや少しの肌寒さとともに秋を感じる時期になりました。過ごしやすく気持ちのいい気候になったこともあり、子どもたちも園でのびのびと身体を動かしているようで、毎日元気な声が聞こえてきます。子どもたちとの会話の最中もとんぼが~、どんぐりが~という言葉が飛び交い、秋ならではの自然や生き物に触れあう機会を楽しんでいる様子が見受けられました。季節の変わり目で日によって気温差のある時期ですので、手洗いうがいをしっかりと行い健康面に十分気をつけて、楽しく秋を過ごしましょう。
食欲の秋
秋といえば食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋と様々な楽しみ方がありますが、皆さんはどのような秋を過ごされますか。今回は食欲の秋をテーマに、子どもたちに秋が旬の食材について質問した際の答えで多かった食材について紹介していきます。
鮭
園では「鮭好きだから少しずつ食べてるの」と嬉しそうに食べている子がいるほど魚の中で鮭が人気です。鮭は季節を問わずスーパーなどで販売していますが、特に秋鮭は身が詰まっていて美味しく、DHA、EPA、アスタキサンチンなどの生活習慣病予防や脳の活性化に良い栄養素が豊富です。
さつまいも
さつまいもが入ったメニューの日には、「次はいつ出てくる?」と聞いてくる子もいて、子どもたちに人気の食材です。そんなさつまいもにはエネルギー、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、様々な栄養素が豊富に含まれています。目利きのコツとして、ふっくらと丸く、色が均一でつやのあるものが良いとされています。
りんご
秋のりんごはジューシーでとても良い香りがし、クラスでりんごの香りが広がると食べるのを待ち遠しくしている姿が見受けられます。りんごには果糖、食物繊維、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれており、「1日1個のりんごで医者いらず」ともいわれるほど健康に良いです。
他にも「じゃがいもが好き」「大根が好き」「きのこが好き」とたくさんの声が聞こえてきました。旬の食材は美味しい、栄養価が高い、値段が安いと良いこと尽くしのため、ぜひご家庭でも活用してみて下さい。
秋におすすめの保育園レシピ
きのこの炊き込みごはん
〇材料(4人分)
・米・・・2合
【A】
- しめじ・・・1/2株→1cmほどの一口大
- まいたけ・・・1/2株→1cmほどの一口大
- 油揚げ・・・1枚→1cmほどの一口大
- にんじん・・・1/2本→みじん切り
・いんげん・・・4本→小口切り
・しょうゆ・・・大さじ2
・塩・・・ひとつまみ
・だし汁・・・炊飯器2合目盛り分(約360ml)
〇事前準備
・米を洗って30分~1時間ほど水で浸水する。
・油揚げを熱湯で油抜きする。
〇手順
①浸水していた米をざるにあけ、炊飯器へ入れる。
②しょうゆ、塩、だし汁を入れ、混ぜる。
③Aの食材を入れ、炊飯開始。
④炊飯中に小口切りにしたいんげんを茹でておく。
⑤炊きあがったらいんげんを加えて全体を混ぜ合わせる。
十五夜
十五夜とは秋の収穫を喜び、感謝する日とされています。その日にはススキを飾る、月見団子や季節の作物をお供えするなど、思い思いに綺麗な満月を楽しむ日です。ゆらりんではおやつにみたらしごはん団子を提供したり、食育として団子作りをするクラスがあったりと、子どもたちが十五夜を知る機会、楽しむ機会を用意しています。最近では天気の崩れる日も多いですが、綺麗な夜空が見られた際にはお子さまと一緒に月を見上げてみてはいかがでしょうか。